先日は夏至だったそうで、先週末前後は本当に夜遅くまで明るいなぁと思っていました。下の写真は夜10半過ぎで、夜11時頃になってようやく完全に日が落ちるという感じでした。

 

 

 軽装で過ごせてかつ日が長いとなるとこれはもう「乗るしかないこのビッグウェーブに」みたいな感じで、スポーツ・旅行・お出かけ・外食・自宅でプール(チェコの庭付き一戸建てのお宅ではプールもあることが多い)・ピクニック・DIY・晩酌も兼ねた夕べの語らいなど、誰もがそれぞれ何かを楽しもうとどこもかしこも賑わっているのが目立ちます。

 

 逆に冬といえば寒いし滑るし防寒具で荷物も増えるしすぐ暗くなって何をするにも不便だし楽しみといえばクリスマスと年末年始とウィンタースポーツくらいしかないみたいな雰囲気なので、コロナ対策の規制も緩和されたこともあって今年の夏は特に気合いが入っているのかもしれません。

 

 私たちはというと念のため人が増えてからの遠出は控える方向で考えていたのでちょうど予定のなかったところへ、最近にわかにUgínekの身の周りでDIY案件が出て、むこう何回かの週末はUgínekが手伝いに行く予定と相成りました。

 

 数週間前からUgínekのお父さんが自宅庭のテラスにパーゴラをDIYする計画を進行中で、DIYの経験を積みたいUgínekが週末中心に手伝いに通いつつ、手伝いの合間に庭のプールでリフレッシュするなどお楽しみも兼ねていたり。

 

 パーゴラはデザインソフトで製図することから始まり、100kg以上ある木材をいくつもガレージに運び込んでカットしたり、庭に糸を張ったり、水平器とにらめっこしながらコンクリートの土台を作ったり、木材の歪みを電動鉋(酷使され……もとい大活躍したマキタ先生)でひたすら修正したりと、一日ずつ手作業しているのだとか。

 

 日照時間が長いと屋外の作業にも便利ですね。

 

 また彼のお父さんとは別件でUgínekの身内でお宅を新築しているところがあり、そこでは屋内の壁・天井の塗装や床張りをDIYするらしく、当面は壁と天井のペンキ塗りをしばらく手伝う予定になったそうです。これは特に難しくないけれどとにかく手間がかかるということで先の週末に私も(興味本位で)手伝ってきました。

 

 細かい場所を刷毛で塗り、残りはペイントローラーでコロコロ……というシンプルな作業なもののとにかく広範囲で、初日は半日のみで2.3人(0.3は私w)で4~5部屋ほどを一塗りして終わり。

 

 事前にUgínekが「塗装スプレー&スーツを一日レンタルした方が、ペンキ(一缶10リットル超の大きいやつをいくつも)やローラー(その日で使い捨て)を買うより安いし、早いし(慣れれば一部屋あたり数分)、楽(脚立の昇降もペンキ缶との往復もない)と思うけど……」と提案したものの、とりあえず手作業で始めることになり初日から全員「こりゃ大変だ」という感想でした。

 

 Ugínekいわく「もう一回提案してみる」とのこと。

 

 幸運なのは空調なしでも屋内は24℃ほどで一定なので、30℃を超える外に比べればそれほど暑くはないあたりでしょうか。

 

……

 

 少し前に自転車でVítkov(ヴィトコフ)の丘まで行ってきました。遠いですが中央奥にフス戦争で活躍した隻眼の英雄ジシュカの像があります。眺めもよくここからジシュコフのテレビ塔に上る赤ちゃんもよく見えるので、観光客にも現地の人々にも人気のスポット。

 

(この時はまだ人が少なかったかも。)
 
……
 
 散歩に自転車にと出かけても、夏らしくとにかく緑が鮮やかです。
 
(中世の偉い人の付け襟みたいな趣が……。)
 
(近所に数件の乗馬クラブがあります。間近で馬を見ることができ、時々ポニーが柵の外まで散歩していてかわいい。)
 
(まだ早いですがさくらんぼが色づき始めました。そうだ、夜に袋を持ってこっそり……。)