雨の”常陸利根川”にて。 | ホボ底釣りの「野べら釣行記!」

静かな朝だった、だから雨が降っているとも知らずに釣りの準備をしていたが・・・外は本降りの雨だったのであります。

そして迷っていた”神之池”なのか”常陸利根川”に行くべきなのかと・・・。

気付けば轍にハンドルを取られながら利根川の土手を走っていたのであります。

 

もう日の出の時間は過ぎていたが”常陸利根川”は雨で薄暗かった、そんな6時前に砂利道に停車して川面を見てみる。

数年前、黒部川で釣りしてた時に「雨の常陸川はエエよ!」的な話を聞いてた。

んじゃ今日・・・エエんじゃね?。

と、18尺で6時25分頃からエサを打ってみた。

流れもほとんどなくドボンじゃなくても良いんじゃね、と思いながら。

エサ打ち始める前からモジリが出てる・・・ヘラの!。

梅雨時のような気温もちょい高めのムンムンとして風も弱く、出そうな雰囲気がプンプンと漂っていたのであります。

・・・そして数投で馴染みながらの触り…オッ!。

気も焦り、早めに打ち返していく。

直ぐに消し込みアタリ・・・スポッ・・・・・が、大鯰だったのであります。

ク~・・・もうハリス交換かよ!!。

だけど、今日はナマズもこの1匹だけで外道は何も来なかったのでした。

んで、ナマズの後ピタリと浮子が動かなくなり1時間ほど経過。

モジリが出てるのに・・・おかしい?と。

打ち返しが早いのか?ダンゴでも作ろうか?と考え出した頃、いきなり食い上げ。

んで1枚出た、41くらいかな~・・っての。

で、1枚出たらポンポンと続く。

3枚出てどれも食い上げアタリ。

宙でやりて―、グル宙で・・・と。

が、型が小さい。

尺前後ばかり。

浮子は動いてたが早合わせするとスレる。

かと言って食い上げてきて待つとカラのなる。

難しいな~って、もう10時過ぎたろうと時計を見たらまだ9時前だった。

サイズアップしないままだんだんと東寄りの風が強まってきた。

ここも水位が下がってて護岸の下に波が当ってダボボボーとバボンドボンとうるさくなってしまってた。

10時頃には雨もほぼほぼ上がり気味、たまにポツポツ降る程度になったが風が出てから流れが出るようになった。

11時近くだったろうか?、いきなりオジサンが隣に居てビックリ!。

良い感じに日焼けしてる常連さんだった。

目を細めながら塩梅を聞きに来た。

デカいのは出ねーっすね~っ!て話してたら47は出てるらしいと。

そして・・・・昨日は午後からこっちでやって凸ったと・・・笑う。

水門の反対側(上流側)は10人以上入ってたんじゃないかと言う。

だけど、昨日は厳しかったらしい。

で、竿もっと短い方が良いかも・・・とアドバイス貰う。

そんな話してたら・・・・出た。

風出てからアタリ無くなってたのに運を呼び込んだのかこの常連さん、パタパタとまた3つ出た。

マブも挟んだけどいきなり食いが立った。

で、この常連さんが上着を取りに車へ行って戻って来てからは暫く横で俺の浮子見つつは釣り談議になってしまった。

んで、調子に乗って”神之池”の情報も聞こうと思ったけど”最近は聞かなくなったよ”と。

そんな常連さんがお昼のサイレンの前に帰っていった。

午前中食わせたのが6枚、こんなもんだろうけど・・・・まだ宙でやりたい気持ちが収まらない。

午後は風が弱まってきたのであります。

雨雲が見える、黒っぽい雨雲と雨柱みたいに垂れ下がってる雲が・・

いつ降りだすんだろうかと、スマホのチェックが忙しい。

だけど、午後はほとんど雨らしい雨も降らずで護岸が乾きだしてた。

13時前後にまた食いが立って3枚立て続けに来た。

今日は3匹づつ泳いでんのかも?。

それも残り物のダンゴで。

40越えるの全然来ないけど、魚が綺麗なのでソコソコ満足。

こーなったら10枚上げたい。

あと1枚出たら撤収しようとリーチのままパラソルをタオル拭いてた

だけど、出そうで出なくなってしまった。

「雨降ります」の予報がスマホ見る度にず~っと出てて、雨雲が気になって仕方なかった。

結局、最後の1枚出たの15時20分過ぎまでかかってしまった。

もう小雨が降り始めてて、諦めて帰ろうかマジで悩んでた時だった。時期的に今日釣れなくてもまだ桜咲いて無いし、チャンスがあるだろうと。

でも、ギリギリで出た。

濡れた道具を片付けるの面倒なので嫌いなのでありますよ。

帰宅後もケアしなくちゃなんねーし、で。

それと。

もうオジサンは疲れてしまっていて更に良いのが”出る”っつう夕方の地合いまで頑張れなかったのであります。

体な大事なのであります。

ツを抜けただけで今日は満足していたのでした。

 

で、次・・・いつ行く?。