回顧録~マイカー編 Vol.02(1991年4月~) | T-HOUSE Diary

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車と鉄道とカメラが好きなオヤジのブログです

マイカー編の第2弾は大学4年になった直後
カローラからセリカに乗り替えました。
昭和60年式のセリカ・クーペ1800GT-TR(TA63)
日本初のツインカムターボエンジン3T-GTを積んだ最後のFRセリカです。
AC、PS、PW、デジメタ、サンルーフなどフルオプションで
中古車屋に見に行ったらプライスカードと共に「二度と出ません!」と表示されてました。

 

ぶっちゃけ1G-Gを積んだセリカXX 2000GTと最後まで悩みましたが、

世はターボチューン真っ盛りで、車両価格も若干安かった4発のセリカに決めました。



大学3年が終わる春休みにガードマンのバイトを始めたんですが
2か月近く毎日働いて50万円ほど貯金できました。
ちょうど世はバブル景気、しかも年度末という事であちこちで工事が行われ
今思えばガードマンへの支払いも景気が良かったんでしょうね。
足りない分は親に借金して購入となりました。



車が来てからは徐々に自分流に染めていきます。
最初に手を加えたのは社外マフラー
写真では分かりづらいですがトラストのTRマフラーに交換
径はφ60でしたが車検非対応だけに音は無茶苦茶デカかったです。
ちなみにグレードのエンブレムは知る人ぞ知るGT-TS(Gr.Bホモロゲ用限定車)
前オーナーが付けたと思われ購入時から付いてました。
(実際GT-TSはMC前のモデルしか存在しませんでした)



次に外観のモデファイで、まずはトランクスポイラーから
63系セリカの社外リヤスポも少数ですが存在してましたが
どれも大人しいものばかりだったので他車流用を決意
当時ヤングオートやホリデーオートなどヤンチャ系クルマ雑誌に
GX61やGX71の多種多様なエアロの広告が掲載されており、
ちょうどGX71に乗る友人がいたのでトランク幅を測らせてもらったら
セリカのトランクとほぼ近似値という事が判明
その結果GX71マークII用をチョイスしました。



後方への出っ張りもなかなかのデザイン
トラストマフラーのデザインと相まって
個人的に気に入ってました。

 


フロント周りですが、純正Fスポをボディ同色に塗装
補助ランプはFET M6DUALで、フォグとスポットのデュアル構造でした。

ちなみにワイパーは当時流行ったシングルアーム仕様にしてました(笑)



車内ですがステアリングを前車のカローラから移植
ターボ車の象徴という事でφ80のトラストのブースト計をインパネ横に取り付け
グローブボックス内は左から電圧計、油圧計、油温計、排気温度計をセット
夜間の照明はとても綺麗でした。



エンジンルームはこんな感じ
3T-GT用のブローオフなど無かったためプロフの汎用ブローオフバルブを購入
解体屋にてインテークパイプを買ってきてDIYにて取り付けました。
エアクリーナーはフォルザR、プラグコードはULTRAに交換
ツインプラグの3T-GTだけにプラグコードも高かったです。



1992年3月に大学を卒業し同年4月からは地元企業に就職
社会人となった後もしばらくこのセリカに乗って通勤してました。
しかし親から爆音のトラストマフラーを咎められノーマルに交換
ただしマフラー出口をφ70カールタイプに加工しました。



ホイールは15インチのアメリカンレーシングから16インチのリネアスポーツへ
というのも縁石にホイールをヒットさせ思いっきり曲げてしまい
急遽中古のタイヤ・ホイールを調達する羽目となりました。



ターボ車だけにいよいよブーストアップ
トラストのTVVCミニをインパネ右側にセット
最大ブースト1.3でかなりのパワーアップとなりました。
シャシダイには載せてませんが、おそらく200馬力近く出てたのではないでしょうか。



エンジンルームはこんな感じ
VVCの配管はホームセンターで買ってきた熱養生チューブで巻き
タービンのアクチュエーターへ接続しました。
ブーストアップでパワーは得ましたがレスポンスはかなり悪くなりました(笑)



次にやってみたのはカムカバーの加工
取り外して自分の部屋にて施工しました。



本当はバフ掛けしてメッキ仕様にしたかったんですが凹凸が多くて挫折・・・
仕方なく真っ赤に塗って元に戻しました。
ちなみにインテークパイプだけはバフ掛けしてメッキ仕様となりました。



1993年に入り走行距離が100,000kmを突破
この頃からミッションやデフから異音が出るようになったり
雨の日にシートベルトが濡れるなどちょっとしたトラブルが増えてきました。



このセリカですがエンジンからオイルの滲みが目立ち始めたり
エアコンが効きにくくなったり充電系が弱くなったり色々と劣化が目立ち始めました。
今後メンテナンスに色々お金が掛かると思い、夏のボーナスで買い替えを決意
7月末に最終仕様のセリカの写真を色々撮りました。




意外にもヘッドライトを開けた写真を過去に撮ったことが無く
これが最初で最後の写真となりました。

 


これが最終日の姿
16インチホイールは売却のため転がし用の14インチにチェンジ
補助ランプなど使えるパーツを取り外し次期愛車を迎えに行きました。


1985年式のセリカを1991年に購入し1993年に買い替える事となりました
8年落ちの車となりましたが、当時はかなり劣化が進んでしまいました。
今の車では8年なんて全然平気で乗り続ける状態かと思いますが、
これは現代の日本車の耐久性が飛躍的に向上した結果なんでしょうね。

第3弾へ続く