火によって救われ、火によっていのちを支えられたこと | 岩手・仙台 ヤマトナデシコCooking未来食つぶつぶ料理教室で40代からの食リセット

岩手・仙台 ヤマトナデシコCooking未来食つぶつぶ料理教室で40代からの食リセット

食を変えると人生が変わる!40代からの食リセットをナビゲート。クスリや介護要らずで人生100年時代をおいしく楽しく遊び尽くそう。食リセット歴20年、心身が整い第四子を自宅プライベート出産。家族6人で医療ゼロの暮らしをのびのび継続中♪

 

東日本大震災から13年

今でも当時のことが鮮明に思い出されます

「これから、どう生きるのか?」

当時、0歳、3歳、6歳だった子どもたちを守るのに必死ながらも、そんな問いを突き付けられた、人生の大きな転機となる出来事でした

地震の大きな揺れ、大津波の衝撃、そして原発事故と放射能汚染の脅威に魂を激しく揺さぶられ

「食から命を大切にする社会を創りたい」

そんな思いに突き動かされ、未来食つぶつぶを伝えている今があります





非常時下でも、未来食の学びと実践に救われたことは、これまでも発信してきました。

命を守るために、何を食べたらよいのか、未来食セミナーで学んでいたことで、その答えが私の中に明確にあったこと、冷蔵庫の要らない食材のストックと実際の料理の知恵と技があったことで、食に関しては安心して過ごすことができたのです

 

「まさに、サバイバルの食だ!」そう痛感しました。

 

※詳しくはこちらの記事などを参照してくださいね

 


13年目の今、「水」と「食べもの」と並び、改めて感じているのは「火」の大切さです

あの時、大きな揺れとほぼ同時に電気が遮断され、ファンヒーターは動かなくなりました

揺れの合間に、何が起きているのかよく把握できないまま、でも、とっさに10カ月の次男を背負い、ママコートを羽織り、家の中を駆けまわって長男と長女にはスキー服を着せました。

 

いざという時、外に避難できるように、すぐ庭に出られる窓の外に、長靴を用意し、窓際に子どもたちと座っていました。外にはまだ雪が沢山残っていました。

揺れが収まってから反射式の灯油ストーブを引っ張り出してきて、暖を取りました。これは持っていて本当によかった。

ストーブの上に大きな鍋をのせて湯を沸かし、赤ちゃんだった次男のお尻がかぶれないように、電灯で灯りを取りながら大きなたらいでちゃぷちゃぷと洗ったのを覚えています。

プロパンガスはすぐに使え、そして水もしばらくは出たので、明るいうちに料理しようと(精米機は使えなかったから)玄米を目一杯炊いて、おにぎりにしました。





改めて震災の体験を振り返って、火によって救われ、火によって命を支えられたことを思い起こしています。

今は、スマホやネットで情報が何でも取れたり、様々な手続きができたり、スイッチ一つで家事や様々なことができたり、そしてキッチンもIH調理器が増え、4軒に1軒が電気で調理している、そもそも、家庭で料理をしない、お湯も沸かさない、そんなことも珍しくない世の中なのかもしれません。

けれども、「火」は、私たちが簡単には手放してはいけないものだと感じています

私たちが動物と違うのは「火」を使うこと

火で暖を取り、火で湯を沸かし、火で料理をする

 

ときには火は灯りになり、花火となって人々を楽しませてくれたり、ときには虫や動物を遠ざけるものになり、消毒に使われたり、燃やして処分することもある

 

先祖の霊を迎えたり送ったりする火や、信仰と結びついた火もある

・・・とちょっと話が広がりすぎましたが

災害などのいざという時に、火を扱えるかどうか、は、生命にも関わります

ゼロからの火おこしはさすがに難しい

でも、カセットコンロやカセットボンベは持っているとよいし、アウトドア好きの伊藤家には、大抵、薪や炭もあるので、いざとなったら焚き火台や七輪に火を起こして、料理する心の準備もOK

 



ちなみに、子どもたちに、火で料理をさせること、我が家の場合は薪のボイラーやストーブでも日常的に火に触れているのですが、火を扱う、という体験はいろんな意味できっと役に立つ

 



日常の暮らしの中でも、私たちは太陽エネルギーの化身である火から、体の外からも内からも、エネルギーを得て生きているんだと思う

 

火を使って料理することにも意味がある

 

料理は、現代社会の中で、私たちが火と向き合う砦(とりで)のようにも感じています。


もちろん、どんなことにも、正の面と負の面があって、原発のように、人が制御不能になり、生命を危険に陥れる「火」もあるし、火事のように生命と財産を焼き尽くし奪う火もある

でも、13年前に得た教訓からも、私たちにとっての「火」の意味、そして、「料理」を通じて火を扱い、火と向き合うこと、火への感謝、大切さを改めて思い、料理レッスンや未来食セミナーでも伝えていきたいと思います。



最後になりましたが

13年前、突然に肉体から離れなければならなかった沢山の魂に哀悼の意を捧げます

 

また、能登半島地震で被災された方々が一日も早く元の暮らしを取り戻せますように

 

そして、今地球上に生きている私たちみんなが健やかで幸せでありますように、心からの祈りと共に

 



公式LINEはこちら。

雫石と仙台の最新のスケジュールが簡単にチェックできます。

メッセージでのお問い合わせは24時間受け付けています。

友だち追加  

 

 

 

***************************

セミナー・料理教室には、盛岡市、花巻市、北上市、奥州市、遠野市、八幡平市、二戸市、滝沢市、宮古市、大船渡市、一関市、金ヶ崎町、雫石町、紫波町、葛巻町、岩手町、岩泉町、平泉町、山田町、宮城県仙台市、大崎市、石巻市、多賀城市、白石市、塩竃市、青森県青森市、東北町、弘前市、秋田県秋田市、大仙市、横手市、仙北市、湯沢市、にかほ市、鹿角市、羽後町、能代市、福島県福島市、相馬市、山形県山形市、南陽市、米沢市、天童市、北海道札幌市、函館市、神奈川県大和市、藤沢市、千葉県成田市、東京都文京区、群馬県、新潟県新潟市からもお越しいただいています。