■Separate Lies | ツボヤキ日記★TSUBOYAKI DIARY

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映画 [新作・旧作・TRAILER] を中心に、ツボにはまり、ボヤキもチラホラの果てしない
日記になるか、カッカッしながらも、とほほの日記になるか・・・
ツボとボヤキで「ツボヤキ」日記。では参ります!


■Separate Lies

●ロンドンと牧歌的な田園地帯の静かな田舎で、エミリー・ワトソン演じるアンは、夫ジェームスと穏やかな日々を過ごしていた。アンとジェームスは実に完璧な結婚生活を営んでいる、と見える。二人の暮らしは、二つの家で行き来する。
ジェームスは、都市での仕事があったためにロンドンへ。週末は田舎暮らし、というわけのよう。ジェームスは、アンの幸せそうな笑顔を見ると気持ちが安らいだ。なんと幸せな夫婦なのか、と満足な思いだ。





彼が見ている妻の姿とは、彼が勝手に想像したままの姿なのかもしれない。彼は本当に妻の気持ちを理解している、と思い込んでいるのだが。

アンは、1人の男と出会う。ちょっと得体のしれない男なのだが、屈託のない楽しげなビルと一緒だとなんだかときめきを覚える。こんな自分を今まで感じたことがなかった、とアンは思う。これまで暮らしてきた生活、自分のやってきたことを振り返り、アンの心は乱れる。ジェームスとの夫婦生活とは何だったのか。ビルと出会ったアンは、もう後戻りは出来ない、と思う。二度とジェームスと楽しげに暮らすことなど出来ない、彼に満足していたわけではない、自分に気づくアン。






ある日の出来事。森を抜ける道で一人の地元の初老の男が死んだ。事故だった。悲劇的な事故の発端をたどった時に明るみに出た事実とは。そこにいたのは一組の男女。アンとビルだった。

思いもよらなかった妻アンの意外な事実に直面するジェームス。この衝撃的な現実に直面し、我を失いながらもジェームズは、アンを守ろうと決意する。彼は、愛情のこもった態度でアンに接する。しかし、彼までもが事故調査に巻き込まれる。彼等の偽りの生活も交えて予測不可能な方向に進んでいく、か。

キャストは、妻アンに「奇跡の海」があったデスね。「レッド・ドラゴン」でレイフ・ファインズ、「リベリオン」では、クリスチャン・ベイル。「ゴスフォード・パーク」にも出ていたし、巧い!。で、ティム・バートンの「コープスブライド」で声の出演だったのではないか?違った?エミリー・ワトソン。
夫ジェームスには、「バットマン ビギンズ」でワル演りました。「エターナル・サンシャイン」「フル・モンティ」でも活躍したデスね、トム・ウィルキンソン。イギリスの匂いぷんぷんさせてくれる名優になってきたと評価も高い。アンの心を掻き乱すビル役は、ルパート・エヴェレットだい!。で、ほらね、「スパイダー」「太陽の雫」のジョン・ネヴィル出てますよ。







監督・脚本は、映画「悪女」(ガブリエル・バーンだいッ)、 映画「ゴスフォード・パーク」の脚本家ジュリアン・フェロウズ。つまり、この作品で監督デビューってことです。良さそうでしょ。良いよネ、コレ。でも夫婦とは何ぞや?う~~む、ご教授ください。わっからんな~未熟者デス。原作は、ナイジェル・バルチンの「A Way Through the Woods」。森を抜ける道、での出来事、それが波紋を広げていくデスね。(2005年/製作国イギリス/アメリカ公開2005年10月7日多分LAとNY辺りのみ公開か/日本公開未定)


Trailer


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●Directer & Screenwriter:Julian Fellowes ジュリアン・フェロウズ
●Cast:Emily Watson エミリー・ワトソン Tom Wilkinson トム・ウィルキンソン Rupert Everett ルパート・エヴェレット Linda Bassett リンダ・バセット John Neville ジョン・ネヴィル