中学3年になった長女の部活最後の大会があった。
この世代は入学からコロナにより複数部の体育館使用が認められず、1年生の頃から圧倒的に部活動の時間が削られた世代。
他の部活や基本当時の3年生最優先だったので、部活そのものも3日に1回くらいしか出来ず、ようやく学年が上がっても公式戦が少なく、更に1つ上の学年が新人戦が無くなったので、娘の時の新人戦は1個上が出た。
まぁコロナ禍で学校生活をしていた全ての世代が本当に可哀そうに感じる。
娘は運動が好きじゃない。
だが『痩せられるかも』という期待もあり運動部に入った。
当時、俺はテニスをした方がいいと言ったが、親友の子も一緒に部活に入りたいと思いバドにした。
この子と娘は小学校からの親友。
そして中学でも変わらず、更にペアを3年間組んだ。
この子がいたから娘も3年間続いたのかもしれない。感謝してます。
最後の公式戦は負けた時点で即引退のトーナメント。
大会数が少ないのもあるし、顧問の先生はシングルを優先していた為に3年間で娘ペアの試合に付いた事がなかったという運の悪さ。
そんな中でも2人でここまでキャーキャー言いながらやってきたので、コンビ息はぴったり。
1回戦は見事な連携で勝利した。
2回戦の相手はクラブチーム所属の上手い子達。
UPの時点から実力差がかなりあるのは分かった。
下手すれば完封?かもという雰囲気。
試合の序盤はやはり相手チームが圧倒的に進める。
何せ少しでも高いところにいくとすかさずスマッシュが来るし、ショートサーブもギリギリついてくるし。
見た限りではペアを専門で組んでいる子達ではなく、ただシングルの上手い子を2人連れてきたという感じだった。
確かに個人の力量では圧倒的な差はあったが、娘ペアは徐々にコンビ間の良さを発揮し同点まで追いついた。
健闘はしたが最後は力尽き敗戦。
ここで娘の中学部活生活が終わりを告げた。
3年間続けてくれただけでも俺は嬉しかった。
ましてや中学3年生の時しか試合がなかったのに、少ない試合数でも俺ら夫婦が見に行った時には必ず1回は勝ってる姿を見せてくれた。
運動が苦手で中学1年の時なんて1年やったのにサーブすらラケットにかすらないくらい酷かったのに。
長男がそこそこ出来ていたから引け目もあったかもしれないが、娘は娘らしい歩幅で、やり方で部活動というものを通して成長してくれたはず。
よく頑張ったね。親友に感謝してね。
さぁここからはお受験ですよ。
しんどいかもしれないけど、ここが頑張り時だ。