息子高校1年  その② 強豪相手にボコボコにされる&元チームメイト達の応援へ | 波太の日々精進 (サーファーだった人)

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全国的に秋季県大会が終わり、各県の代表によるブロック予選が開催されていた。

 

単身赴任先の俺は暇なので、赴任先でたまたま開催された県代表によるブロック予選を観戦しに行った。

 

参加校に息子の中学時代のチームメイトや先輩、少年野球時代に選抜チームで共に戦った子達がスタメンやベンチ入りしておりエールを送りに行った。

 

声を出して応援は出来ないが、心ではしっかり応援してあげようと。

 

で、一回戦から困った事に両チームに知っている子や先輩達の対決になった。

スタジアム観覧席でどちらの保護者とも久しぶりに会って話が弾んだ。 

子供達もキャプテンやエースになっていたり、1年ながら強豪高校で既にクリーンナップで活躍したり。

互いに成長した姿をプレーで見せてくれるなんて本当に素晴らしい事である。

その中に先輩であり県外私学のエースナンバーをつけている子がいた。

中学時代にスランプになった時に変化球を指南して、そこからは生まれ変わった子。小学校の頃から知っているし、何より息子と同じポジションでもあり、仲の良くしてもらっていた子だ。

久しぶりに見るとすぐ分かるくらい体がゴツくなっていた。

 

更に同校の先輩には野手2人がいた。当時から抜群のセンスと兄貴肌だった子がキャプテンになり、もう1人はクリーンナップ。

みんな本当にがんばってるんだなとシミジミ・・・

試合は投手戦ながら先輩達のいるチームが終盤に逆転勝利した。

先輩達は相変わらずの勝負勘で要所で活躍していた。

対する相手校には息子の元チームメイトもいたが、結果として試合こそ負けたが、気迫あるプレーでチームを引っ張っていた。

中学時代からの変わらぬ強打者オーラ前回。中学時代にはこの子と、その頃にチームにいた絶対的4番の子がいたが、この子と4番を超えるバッターは皆無だった。

ちなみに4番の子は中国地方の超がつく名門校で頑張っている。

秋季県大会ではベンチ入りしたと聞くし、俺はその子は絶対あの高校で4番を打つと思っている。

 

どっちも頑張れと言う気持ちで久しぶりに純粋に野球を見れた。

 

更に翌日も観戦に行った。

先輩達チームは全国から集まる事で有名な強豪私学との対戦となった。

奇しくもその強豪私学にも知っている子がいたし、その子を見たいという目的があった。

息子は中学時代は硬式チームだったが、同じ県内の軟式に左右の逸材が揃った中学があった。

その2人と息子は良く比較されたりしたが、あっちは全国でも上位入賞したりと結果を出していた。

そんな2人が揃って同じ強豪私学に入学し、2人揃ってベンチ入り。

 

彼ら2人がどのくらい成長したのかも見たかったし、客観的に息子と比較してみて果たして息子がどのくらいなのかの俺だけの物差しで見たかったのだ。

 

客観的に見て球速は同じくらいだし、変化球も似たようなもん。

強いていえばあっちの方が体重が80kgを超えているから球が強い。

同じ高校1年生として高いレベルにあるのは認識出来た。

 

ただ、このレベルの高校生になると140㎞を超えてもあっさり打ってくる。

 

高校1年生ではやはり厳しい世界なんだよな・・・

改めて息子や他の子たちは強豪校と言われるところで、よくベンチ入りしている事に感心させられた。

 

みんな頑張ってるんだなとうれしく思えた大会だった。