天才読書➁ | ふーちゃんのブログ

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こんばんわニコニコ

 

 

 

 

アマリリスがドバーッと咲きましたラブラブ

球根が大きくなってき過ぎたので、

花が終わったら植え替えしてあげようと思います。

生りはじめたイチゴを食べる輩がおります。

虫なのか野良猫なのか?

かじるの誰なん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のつづきです。

 

 

 

イーロン・マスクが選ぶ本

ベル『スティーブ・ジョブズ』二人のイノベーター

アップル創業者のスティーブ・ジョブズは、

マスクと比較されることの多い人物だ。

『スティーブ・ジョブズ』の執筆者でマスクの伝記も記している

ウォルター・アイザックソンは、

「マスクとジョブズは非常に似ている」と語っている。

 

 

アイザックソンは、イノベーターとしてのジョブズの真髄は、

文系(人文科学)と理系(自然科学)が

交差する場所で輝いた人物であるという点だと述べている。

アップルの製品は、

人間が視覚的・直観的に操作できるインターフェースや、

シンプルで美しいデザインが特長だ。

「人間と機械の共生」こそが、ジョブズのテーマだったと言えるだろう。

 

 

ジョブズの「不可能だと思われることに挑戦する姿勢」は

マスクにも共通する。

かつてテスラは「EV時代なんて20年は来ない」

「クルマづくりをわかっていない」

と批判を受けていたが、

初のEV発売からたった10年ほどで世界的な自動車メーカーに躍進した。

またスペースXも、

「打ち上げたロケットを地球に帰還させて再利用する」ことを、

数々の失敗を経て、ついに成功させた。

 

 

 

 

ベル『指輪物語』世界を救うヒーローの物語

マスクはファンタジーも好きで、

とりわけJ・R・R・トールキンの『指輪物語』を愛読している。

1950年代に発売された本書は、

後に『ロード・オブ・ザ・リング』として映画化もされたロングセラー作品である。

 

 

指輪物語は、世界を支配する魔力を秘めた「指輪」をめぐる冒険譚だ。

ホビット族の青年フロド・バギンズは、

育ての親から「魔法の指輪」を譲り受ける。

しかし、その指輪を闇の冥王サウロンが探していると聞き、

フロドは指輪を破壊するために仲間たちと旅に出ることを決意する。

 

 

マスクが「大好きだ」と公言する指輪物語の魅力は

どこにあるのだろうか。

著者は、主人公のフロドと仲間たちが苦労しながら旅を続け、

さまざまな人物の助けを借りながら世界を救うという、

神話にも通じる「英雄の物語」としてのストーリーの面白さにあると考える。

実際マスクは、

「私が読んだ本のヒーローたちは、常に世界を救う義務を感じていた」

と述べている。

 

 

マスクは大人になった今も、

「地球を救いたい」と本気で考えている。

指輪物語は、マスクがEVや宇宙開発に注力する

インスピレーションの源のひとつになっているのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェフ・べゾスが選ぶ本

ベル『ビジョナリー・カンパニー』永続する企業の秘訣

べゾスが読んでいる本には、

経営学の王道といえる書籍が目立つ。

とくに持続的成長とイノベーションをテーマにした本に強い関心があり、

「短期的な利益よりも、長期的な成功を重視する」

というべゾスの哲学と一致している。

 

 

アマゾンのミッションは

「地球上でもっとも顧客至上主義な会社になる」である。

赤字でも送料無料のサービスを続ける、

新品の売り上げにマイナスでも中古品を扱うといった戦略は、

多くの株主には歓迎されなかったが、

顧客には熱狂的に支持されてアマゾンの成長につながった。

 

 

そんなべゾスが薦める経営学の名著が、

ジム・コリンズの『ビジョナリー・カンパニー』シリーズだ。

本シリーズが世界中のビジネスリーダーから絶賛される所以は、

長期的に発展する企業についての思い込みが

覆されたところにある。

 

 

たとえば「成功している企業は、利益の追求を最大の目的にしている」

という説があるが、

コリンズによると「利益を得ることは目的のひとつに過ぎない」

という。

長期的に見ると、

むしろ基本的価値観や目的を大切にしている企業のほうが、

利益を上げているケースが多いと指摘する。

 

 

べゾスはアマゾンの経営において、

『ビジョナリー・カンパニー』に書かれた多くのことを実践している。

アマゾンは短期的な利益ではなく長期的な成功を優先しているし、

創業以来変わらない顧客至上主義という理念を徹底している。

 

 

 

 

ベル『日の名残り』後悔のない人生を送るために

べゾスには「後悔最小化フレームワーク」という哲学がある。

これは80歳になって人生を振り返ったときを想像し、

今チャレンジしなかったら後悔するかどうかを基準に

意思決定するというものだ。

アマゾン起業もの際も、このフレームワークを使って決断したという。

 

 

後悔最小化フレームワークを思いつくきっかけになったのは、

カズオ・イシグロの小説『日の名残り』である。

英国の老執事スティーブンスが、

かつて名門貴族「ダーリントン卿」に仕えていた頃の出来事を

懐かしく回想するというストーリーだ。

スティーブンスはダーリントン卿を敬愛しており、

思い出は美化されている一方、

過去の自分自身を振り返ってあれこれ思い悩むシーンが目立つ。

 

 

べゾスはこの物語から、

後悔しない人生を歩むにはどうしたらいいかを考え、

後悔最小化フレームワークを思いついた。

チャレンジしなかったことを後悔するくらいなら、

今チャレンジしたほうがいい。

長期的な視点から今何をすべきかを考える、

べゾスらしい思考法だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビル・ゲイツが選ぶ本

ベル『RANGE(レンジ)』幅広い知識と経験こそ大事

昨今は専門性重視の早期教育への関心が高まっている。

そんな中、米国の科学ジャーナリストであるデイビッド・エプスタイン

が著した『RANGE(レンジ)知識の「幅」が最強の武器になる』では、

「知識や経験の幅を広げること」の重要性を主張している。

 

 

たとえば、スイスの世界的テニスプレイヤーであるロジャー・フェデラーは、

幼少期にテニスの英才教育を受けておらず、

サッカーや水泳、卓球、レスリングなど、

さまざまなスポーツを楽しんでいた。

競技としてテニスを始めたのは10代になってからだという。

 

 

また、チャールズ・ダーウィンは医学、神学を学んだ後に

地理学者となり、

『種の起源』を発表して生物学者として活躍するようになった。

 

 

ゲイツは自身をゼネラリストと自認し、

「幅広いトピックに関する読書に多くの時間を費やした」

と述べている。

また、マイクロソフトが成功した理由は

「(当時の)どのスタートアップよりも物事を広く考えていたから」

と考察している。

 

 

人生では、

回り道のような経験が後になって役に立つということがある。

エスプタインは「あちこち寄り道をしながら考え、実験する方が、

不確実性の高い現代では力の源となる」

と述べている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地球人ではなく、宇宙から来たのかと思わせるほど

ユニークな発想を持っている彼らですが、

それは真空から生まれたのではなく、

過去から現在に至るまでの

さまざまな名著を吸収してきたからこそなのです。

 

3人さんが読んだ本は膨大です。

この本ではその中の厳選された100冊が紹介されています。

「けたたましい声で笑うべゾス」

「貧乏ゆすりをするゲイツ」など、

実際に会ったからこそわかるリアルな姿も書かれています。

ぜひ、地球上のみんなが平和で

ともに楽しく暮らせるような世の中をつくってほしいと切に願います。

 

 

 

では、また明日^^

 

 

 

 

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