またうっかり、自分を後回しにするところだった | ふーちゃんのブログ

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私のブログは、離れて暮らす子どもたちと孫たちに向けて書いています。

こんばんわひらめき

 

 

 

夜のお客さまはあるもののランチのお客さまはないので、

めずらしく午前中の~んびり。

田植の準備が本格的に始まり、

農機具の音が心地よくてほっこりします。

午後からDさんとEさんとFさんの支援に行きました。

3人さんとも支援しているこちらのほう

が心を支えられている感じになるような温かい人たちです。

 

 

 

 

 

 

 

 

中村天風著ー2024年2月発行ー。

 

 

 

多くの著名人に影響を与えた思想家、

中村天風の言葉を集めた1冊。

巻末には「中村天風に影響を受けた人々」のリストが掲載されている。

松下幸之助、稲盛和夫、原敬、東郷平八郎、

最近ではあの大谷翔平くんも有名。

 

数多く出版されている本から抽出し再編成してまとめた1冊。

「天風さん」が直に語りかけるような文体で書かれており、

天風哲学を知るための最初の1冊としてもおススメ。

 

 

 

 

あなたはあなたのままで素晴らしい

ベル幸福は自分の心の中にある

ささいなことにも感謝して、

喜びを持つようにしたら、

私たちの住む世界は喜びの花園になる。

 

 

中には病気や生まれ持った事情で、恵まれない人もいるだろう。

しかし、それを理由に不平をこぼすのは、

外は明るいのにあえて窓をしめて暗くするようなものである。

そうして人生を送るのはもったいない。

人生は一度きり、いったん生まれたからにはできるだけ長く

幸福に生きないでどうするのだ。

 

 

メーテルリンクは『青い鳥』の中で、

「幸福の鳥は、外を探しても見つからない。

それは家の中にいるのだ」と言っているように、

幸福は物や相対的な現象の中にあるのではなく、

自分自身の心の中にあるのである。

 

 

これを「そうか」と思ったら実行に移そう。

目的地にたどり着くには、自分の足で歩きださないといけない。

 

 

 

ベルいつでも心は積極的に

人生に対する考え方は、

心の持ちようによって全然違うものになる。

 

心が積極的であれば、人生はどんなときも明朗で颯爽ハツラツ、

勢いのあるものになるだろう。

しかし心が消極的なら、人生のすべてが勢いをなくし、

光りのない惨めなものになってしまう。

 

 

たとえば、医者がさじを投げるようなひどい病にかかっても、

心が病に打ち勝っていれば、

治らずとも長く生きながらえることがある。

逆に心が病に負ければ、治る病も治らない。

この積極的精神は、先天的なものではない。

積極的態度をつくることは、誰にでもできるのである。

 

 

私たち人間は万物の霊長だ。

すべての生物のなかで、

もっともすぐれた立場を与えられているのである。

正しい修練を施せば、

誰でも積極的精神を自分でつくることは可能なのだ。

自分はダメだ、生まれつき心が弱くて価値がないと、

安っぽい見切りをつけてはならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストレスから自分を守る

ベルつまらないことで怒ってはいけない

ある日、訪ねてきた人が

「先生のところでは、機嫌が悪い人を見たことがないが、

それはどういうわけか?」と聞いてきた。

だから私はこう答えた。

 

「俺のところは悪人ばかりだからだよ」。

 

 

何か事が起ったとき、一人が

「私が悪かった。そこに置いてしまったから壊れたのね」

と言うとケンカにならない。

誰でもいいから罪を背負ってしまうと、いざこざが起きないのだ。

逆に善人だらけだと

「私は悪いことをしてない、あの人が悪いんだ」となって、

ケンカに発展してしまう。

 

 

自分自身を裁けない人ほど下等な存在はない。

どこまでも自分がいいとばかり思って

自分の欠点を顧みない人は、人間としていちばん下等である。

 

 

腹を立てると物事が解決しないだけでなく、

自分の命を弱らせる毒素が生じる。

バカだと言われても、耐え忍んだほうが得策だ。

 

 

 

 

ベル自分のことは自分で守る

病や不運になったとき、多くの人は

「罪は自分にあるのではない。私には責任がない」

と考える。

 

 

事業に失敗したり商売をうまくやれなかったりした人は、

「こういう時代だから儲からないのは当たり前だ」

と責めを負おうとしない。

しかし、そんな時代でも成功している人はいるものだ。

そういう人に対して「あんなの運だよ」と言うのだろうか。

 

 

どんなことも、事の大小を問わず、

人生に起きるすべての出来事は偶然生じたものではない。

必ず自分がまいた種に花が咲き、実がなるのだ。

反省をせずに間違った心がまえで生きていると、

自分でも気づかないうちに

健康や運命に悪い種をまいてしまいかねない。

 

 

本当の幸福とは、

自分で人生をよりよく生きられる状態にすることだ。

自分の命は自分のもの。

人が何と言おうと、自分を正しく守るのは自分である。

だから自分を後回しにしないで、

しっかり守らなければいけないのだ。

 

 

つづく・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天風さんは1876年(明治9年)生まれ。

20代半ばから日露戦争の軍事スパイとして満州に赴任。

終戦後に、当時「死病」とよばれた30歳のとき肺結核を発病。

心身ともに弱くなったことで人生を深く考えるようになり、

真理を求めて欧米を巡り歩く。

 

自分を見失いそうになるなかで彼を救ったのは、

インドのヨガ聖者の教え。

3年間、インドの山中で修行し、

その体験をもとに人生の教訓を」伝道しつづけた。

 

 

その教えの根底にあるのは、

「あなたはあなたのままで素晴らしい」というメッセージ。

 

 

他人にいつも振り回されて自分を見失いそうになっている人、

いつも誰かを優先してしんどい思いをしている人は、

ぜひこの本を開いてみてくださいね。

 

 

 

では、また明日^^

 

 

 

 

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