君はなぜ働くのか➁ | ふーちゃんのブログ

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こんばんわひらめき
 
 
 
 
ゴールデンウィーク真っ只中。
当日「今から行きますが席は空いてますか?」連絡が多いのですが、
うちのお店は生意気にも予約制なのでお断りします。
ごめんなさい悲しい
 
今日は午後から雨になりましたから、
画像は二日前のものです。
 
 
 

 
 
 
 

 

のつづきです。

 

 

 

 

 

働く意味の見つけ方

ベル僕たちは何かを売って生きている

「社会人ってのは、みんな商人なんだよ」。

師匠はそう言った。

 

 

たとえば、サラリーマンの商売相手は会社だ。

自分の能力や労働力を商品として会社というお客さんに売って、

給料という形で儲けをもらっている。

また主婦の場合は、

夫婦で家庭をという店を共同経営していると考えられる。

 

親の扶養を外れて社会に出るということは、

商人になるということだ。

会社や店の経営者でなくても、

社会人はみんな商人で、

一人ひとりが「自分商店」の店主なのである。

 

 

 

これは、誰もが「お客さん」を持っているという意味でもある。

つまり、成功したければ目の前の人に気を使って、

喜んでもらうことが大切なのだ。

 

 

 

ベル「仕事に好かれる人」になろう

ある疑問を抱いた。

最近「好きなことを仕事にしよう」と盛んに言われるが、

実際それができる人は少ない気がする。

そのことを師匠はどう思っているのだろうか。

 

 

師匠は「それはとても幸せなことだ。運がよかったんだね」

と答えた。

そもそも、初めから好きなことを仕事にできる人は

ほとんどいない。

まずは「今の仕事を好きになる」ことを目指して、

次に仕事に好かれるような人になること。

それができて初めて好きなことが仕事になるのである。

 

 

「働く」という言葉は「はたを楽にすること」

からきていると師匠は考える。

つまり、まわりの人やその商品を使う人を楽にすることである。

 

 

そのために必要なのは、

やりたいことより「求められること」だ。

自分より相手を先に置かないと、仕事は上手くいかない。

「好きなことを仕事に」するには、

求められていることと好きなことが一致しないと難しい。

だから「運がよい」のである。

 

 

仕事を好きになるには、

目の前の仕事をとことん突き詰めることだ。

どんな仕事も、真剣にやればやるほどおもしろくなってくる。

すると自然とまわりから頼まれごとが増えてきて、

「仕事に好かれる」状態になる。

こうなってようやく、

自分の好きなことをやってもうまくいく状態になるのである。

 

 

 

 

 

 
一才藤
 
 
 
 
道が開ける一問一答
ベル若手が成長できる会社とは
師匠との「君はなぜ働くのか?」の講義は5年に及んだ。
著者は師匠から出される課題に取り組みながら、
ある企画を思いついた。
それは「仲間やお客さんの悩みを集めて師匠に持っていく」ことだ。
 
 
師匠の言葉はどれも深く、
著者以外の人も幸せにするはずだ。
そう確信した著者は、
「納税日本一の大実業家が自分の悩みに答えてくれる」
というスペシャル企画を立てて実行した。
ここでは、その相談の中から抜粋して紹介。
 
 
まず、就職活動中の学生からの相談。
いくつかの内定をもらうことができたが、
本当に行きたいところは難しそうだという。
 
 
師匠は「内定をくれた会社はあなたの魅力を
理解してくれたということだから、そこに行けばいいと思う」
と答えた上で、
就職におすすめの会社を挙げた。
それは、「なんでもやらされる小さな会社」だ。
 
 
自分の成長を大切にしたいなら、
創業歴の浅い小さい会社がベストである。
大企業はその部署に特化した仕事をさせられるが、
小さい会社は従業員が少ないため、
雑用から企画立案、営業など、たくさんのことをやらされる。
だがその分、成長することができるだろう。
 
 
どんな仕事も、自分の心がけ次第で学びの多いものになる。
まずは「仕事を楽しむ力」を磨くことが先決だ。
 
 
 
 
ベル仕事人生が好転する「3カ月の法則」
つぎは「社会人2年目だが、職場にやりがいを感じず、
人間関係も良くないので転職を考えている」という悩み。
 
 
辞める、辞めないはその人が決めることであり、
他人がとやかく言えることではない。
だが、「辞表を出すのは3カ月先にした方がいい」
というのが師匠の意見だ。
3カ月間、全力で仕事をしてみよう。
これができれば、その後の仕事人生は大きくいい方向に変わるだろう。
 
 
若いときに一番してはいけないのは、
突然辞めることである。
これをすると「嫌ならすぐに辞めればいい」という癖がついてしまい、
少しでも気に入らないことがあるたびに
転職をくり返すようになってしまう。
 
 
この悩みの相談の3カ月後、
その人物に連絡をすると意外な答えが返ってきた。
なんと「出世してしまった」というのである。
 
 
3カ月間全力でがんばったら仕事が楽しくなってきて、
周りからの評価もがらりと変わったのだ。
師匠によると、この「3カ月の法則」を実行して、
本当に辞めた人はほとんどいない。
たとえ辞めても、この法則ができた人は次の会社でも
活躍しているのだという。
 
 
たかが3カ月、されど3カ月。
人の運命は3カ月で大きく変わるのである。
 
 
 
ベル起業したいならまず起業せよ
「起業したいからセミナーに通っている。
起業で成功する方法を教えてほしい」という相談に、
師匠は「本気で企業を学びたいなら、まず起業しよう」と答えた。
 
 
起業とは「自分の商品を売り始めること」である。
ラーメン屋をしたいなら、
自分のラーメンをつくって商品を売り始めて、
100円でもいいからお金を稼がなくてはならない。
そのようなときに、高額のセミナーに通うのは理にかなっていない。
それなら起業のノウハウが書かれた本を
深く読み込むほうがよほどいい。
 
 
また、座学で学んだだけで成功した気になってしまうのも心配だ。
起業するときは、できる限りお金を残して、
無駄なことに使わないことがポイントだ。
 
 
「ニッチを狙う」のもやめたほうがいい。
ほとんどの人がやっていないことは、
需要がないことに等しい。
「博多=ラーメンの街」であるように、
すでに市場ができている分野で、
他がやっていないサービスや味を追求して突出した存在になれば、
評判は上がっていくだろう。
 
 
 
 
ベル人の心に響く伝え方
ここまでを振り返り、
「師匠の伝え方は、なぜ心に響くのだろうか」と疑問に思った。
著者がいつも悩んでいたのは、
一緒に働くスタッフへの伝え方だった。
どうすれば、
師匠のように心に響く伝え方ができるようになるのだろうか?
 
 
師匠の答えはシンプルだった。
「相手が幸せになることだけにフォーカスして話す」、
それだけだ。
これを意識して場数を踏めば、
相手に伝わる話し方が身につく。
また、相手の立場・感情・理解力に合わせながら、
分かりやすい言葉を選ぶことも大切だ。
 
 
多くの人は、伝えるときに自分にベクトルが向いてしまう。
その結果、話が浅くなったり言葉が難しくなったり、
苦労話や自慢話が増えたりもする。
 
 
伝えるときは、自分の我を入れてはならない。
どうしたら相手の自己重要感を高められ、
心を楽にして、今よりもっと良くなるかに集中して伝えるのだ。
 
 
 
 
 
 
アスファルト舗装の真ん中に咲いてた
 
 
 
 
仕事がうまくいく人のルール
ベル「感情の達人」になる
次の講義は「仕事がうまくいく人のルール」
についてだった。
より本質的な、リーダーに向けた内容だという。
 
仕事がうまくいくかどうかには「魅力」が
深く関係している。
魅力とは、出会った人に「また会いたい」「また聞きたい」
と思わせる力のことだ。
魅力を高めることができれば、仕事はおのずとうまくいく。
 
 
魅力のある人になるには、「感情の達人」になるといい。
世の中は建前や理屈で動いているように見えるが、
実は感情で動いている。
物事の底にある「人の感情」を見抜ける人こそが、
感情の達人なのである。
 
 
年齢や職業にかかわらず、
人は誰もが幸せになりたいし得をしたい。
得を求める感情は、私たちの脳の大半を占めている。
そのため、相手の感情を読むことに対して鋭敏になれば、
仕事はうまくいくようになる。
 
 
 
ベルまわりの人の力を活かす
個人の能力の高い人には落とし穴がある。
それは「人に頼れない」「自分がやったほうが早い」と考え、
独りよがりになることだ。
力があるのに上手くいかない人は、自分流にこだわるあまり、
自分のスタイルを変えることができない。
そしてまわりから「我が強い人」「一緒にいて仕事がしにくい」
と敬遠されて、成長が止まってしまうのだ。
 
 
 
一方、素直で柔軟性のある人はどこまでも伸びる。
仕事力は「まわりの人をどれだけ活かすことができるか」で変わる。
たとえば、師匠のアドバイスを素直に受け入れたら、
自分の仕事力に師匠の仕事力がプラスされるということだ。
 
 
まわりの人の知恵を活かすことは、
すなわち、その人数分だけ自分の仕事が上がることを意味する。
「人に言われた通りにやっても、それは自分の実力ではない」
と真面目に考える必要はない。
まわりの人の力を取り入れてうまくいったなら、
それはすべて自分自身の実力なのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
永松さんは、師匠の教えを胸にチャレンジを続け、
ついにはベストセラー作家、実業家として活躍されるまでになりました。
実際に行動を起こし、
誰もが納得するほどの成果を出しているからこそ、
紡ぎ出される言葉にはリアリティがあります。
師匠の「大実業家」は誰なのかを知らない人は、
ぜひ本書で。
 
 
 
では、また明日^^
 
 
 
 
 

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