こんばんわ
今日は村の老人会のお花見だったんですけど、
わが家は早々に欠席連絡。
雨が止まず、公会堂でお弁当食べたんかなー。
がんを経験すると思わぬ方からの相談があったりします。
友だち、妻が、母親が、姉が・・・、
がんになって傷心してるんで励まして欲しいんです。
なに療法だったかなぁ~?
と思い出せなかったんですけど、思い出しました。
日本と違ってアメリカでは
代替医療(西洋医学で認められた治療法以外の治療法)が
保険請求の対象として認められるようになっているほどで、
漢方薬をはじめ、気やイメージ療法も
大きなウエイトを占めるようになっているらしい。
そうした代替療法の中で最も広く知られている一つが、
サイモントン療法。
40年ほど前に、
アメリカのサイモントン教授が提唱し始めたもので、
その第一プロセスは、
なんと①「がんになってよかった」ことを数え上げるというもの。
誰だってがんになってよかったことなんかないと
考えてしまいそう。
だがよくよく考えてみると、
誰にも、その答えは見つかるという。
たとえばある医師は、
がんになって実際に自分が手術台に上ってみて、
手術台の上で患者がいかに不安にさらされているかが
よくわかったという。
あるビジネスマンは、
がんになって初めて、部下が心底いとおしく思えるようになり、
手術を終え、復職してからは、
それまで以上に部下と心を1つにして開発プロジェクトに取り組んでいる。
あらためて夫婦の絆を固く結び直した人もある。
どんな状況でも、ポジティブなファクターは
見えてくるものだということがよくわかる。
その次の段階では、
➁目を閉じ、瞑想状態に入って全身をリラックスさせる。
その次のステップは、
③イメージのスクリーンをいっぱいに広げ、
自分の細胞ががん細胞と戦い、
みごとな勝利をおさめている様子をイメージする。
サイモントン博士の診療所の患者のデータは、
ほかのがんセンターの患者の同じような進行がんの患者にくらべて、
平均余命は2倍も長いという。
「がんになってよかったほうが、
よくなかったことより多いのよ」とか伝えてみるんですけどね、
なかなか受け入れられませんの。
日本の医療も西洋医学と代替療法を
混ぜて診療してもらえる日が一日も早く来るといいなと思います。
精神力は貯金と逆だ。
引き出しつづけることで増してくる。
斎藤茂太
では、また明日^^