Z世代の部下を持ったら読む本 | ふーちゃんのブログ

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私のブログは、離れて暮らす子どもたちと孫たちに向けて書いています。

こんばんわひらめき

 

 

 

 

散る桜を愛でながら掃き掃除。

結局ブロワーは買わず人力でがんばって掃除しています。

風が吹いてきて吹き飛ばしてくれたらラッキーなのですが、

なかなかうまいこと風は吹きません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学卒業後、立命館大学に関係する中高一貫校で

6年間社会科教諭として勤務。

その後、「ララちゃんランドセル」を製造・販売する会社に転職。

現在はZ世代の若手社員の研修を中心に

全国600回以上の登壇実績を持ち、

「研修業界の松岡修造」の異名を持つ。

令和の時代の教え方を伝授してくれる。

 

 

『新しい考え方の教科書』北宏志著ー2023年11月発行ー。

 

 

 

 

Z世代のホンネ

ベルZ世代の不満の要因

これまで部下の指導方法を学んだことはあるだろうか。

 

 

多くの日本企業では、マネージャーになったときに会社のルールや

評価の仕方を研修で学ぶ。

しかし、これらは指導ではなく、管理の方法だ。

この状況下では、多くの人は自分の上司を参考に指導することになる。

会社の言うことが絶対だった時代ならまだしも、

今は令和だ。

Z世代、ゆとり・さとり世代と呼ばれる部下たちに、

かつてのやり方は通用しない。

 

 

著者は、Z世代の若手社員研修を担う

人材育成コンサルタントとして活動している。

中高一貫校で6年間社会科教諭として勤めた経験があり、

当時の教え子たちの一部はZ世代の部下を持っている。

今でも教え子たちの話を通じて、

若い世代の考え方に驚くことがよくある。

 

 

Z世代の部下たちに、上司の意図がきちんと伝わっていないと

思うシーンも多い。

その要因のほとんどがコミュニケーション不足にある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルZ世代の3つの仕事観

※Z世代は1990年代中盤から2000年代終盤、

または2010年代序盤までに生まれた世代を指す。

 

彼らは今中学生から20代後半にあたり、

すでに会社で欠かすことのできない戦力になりつつある。

著者は職業柄、多くのZ世代のメンターを務めている。

その中で感じた彼らの仕事観が3つある。

 

 

①自分に合った会社や仕事は自分で選ぶことができるし、

選べる世の中である。

 

➁週休2日が譲れない条件、

プライベートの時間が得られるかを重視する。

 

③世の中を悲観的に見ているので、

高い報酬より安定性を求める。

 

 

一度入った会社に尽くす、会社の為なら休日出勤も当たり前

という時代は終わった。

転職や独立が当たり前となり、

Z世代は自分の時間を確保できる環境が当然だと考えている。

もちろん彼らが全く残業をしないわけではないが、

そこにはきちんとした理由づけが求められる。

 

 

ひと昔前は「頑張れば報われる」というサクセスストーリーがあったが、

「失われた30年」に生まれ育ったZ世代がそんな夢物語を

描くのは難しい。

大きな成功や高い報酬よりも、

安心して暮らせる安定性のある働き方を求めているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルZ世代が求めているもの

では、Z世代のモチベーションお上げるために、

上司はどう働きかけるべきだろうか。

 

 

1つ目は彼らの意見を採用し、

Z世代主導で物事を進められる環境を用意することだ。

彼らにしかできないと感じられる役割を与えると、

彼らはその業務を「自分事化」して率先して進めてくれる。

 

 

2つ目はZ世代ならではの「コスパ」「タイパ」重視の考えを

受け入れることである。

彼らは仕事もプライベートも、

行動や費用とその効果が見合っているかを冷静に判断している。

紙ベースでのデータ整理など、

コスパが悪い業務は

マネジメント層が率先して引き受けるくらいの

気持ちでもよいかもしれない。

 

 

Z世代は給料以外の物を求めている場合が多い。

著者が彼らとの1on1で印象的だった発言。

 

 

ある営業職のAさんは

「この会社にずっといるわけではない」と前置きしつつ、

「せっかくだからここにいる間に、営業として成長したい。

それをサポートしてくれる上司がいる間はがんばって働く」と語った。

 

 

また、総合職のBさんは

「会社のためにだけに自分の時間をすべて使うのは嫌。

若いうちにたくさん旅行して、いろんな世界に触れたいから、

休暇を取れる会社を選んだ」という。

 

 

どちらもコスパ、タイパを求める世代感が表れている。

こうしたZ世代らしい価値観に歩みよることが肝心だ。

 

 

 

 

つづく・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Z世代にはね、平成世代と令和世代がいるんですと。

その2つの世代にも違いがあるんですって。

平成時代に社会人になった平成世代は、

自分を認めて褒めてほしいという承認欲求を持つ。

一方、令和世代は褒められるのは当たり前。

より強く求めることは「共感」。

 

 

「よくがんばったね」ではなく、

「その考え、すごくよくわかる」といった共感を示す声かけ。

 

 

ボランティア活動していても、

教育委員会とか社協さんとか上司は中心がZ世代。

大いに参考になりました。

 

 

 

では、また明日^^

 

 

 

 

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