世界の今がわかる「地理」の本 | ふーちゃんのブログ

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ご訪問ありがとうございます。
私のブログは、離れて暮らす子どもたちと孫たちに向けて書いています。

こんばんわニコニコ
 
 
 
五十肩が治らないけど病院へ行くのがためらわれて、
(これ以上投薬されるのがいや)
ついに湯郷温泉へ♨
仲良しさんから聞いていた通り、平日の昼間はガラガラ。
女風呂は約3名。
広い内風呂もジャグジーも露天風呂も堪能しまして、
(サウナは個人的に好きではないのでパス)
ぐびっとビールではなくお茶を飲んで、
15分300円也のマッサージチェアで極楽至極ルンルン
がん治療にも体を温めるのはいいので、
せっせと浸かることにいたします。
 
 
 
 
 

(入浴料:大人800円、子ども3歳から小学生500円・2月14日まで休館日なし)
 
 
 
 
毎日、私たちのもとに届くニュースやインターネット上の情報は、
世界中の出来事や文化を伝えている。
しかし、その情報を解釈し、生きるためのヒントとするためには、
どうすればいいだろうか。
それを「地理」という視点から示している本。
アジア、アフリカ、ヨーロッパ、アングロアメリカ、ラテンアメリカ、
オセアニア、南極と主要な地域を網羅しており、どこから読んでもおもしろい。

 

 

井田仁康編著ー2023年8月発行ー。

 

 

 

 

アジアの国々

ベル中国ーー自然資源と人的資源の両方に恵まれた大国

アジアの面積は世界のおよそ4分の1を占め、

アフリカよりも広い。

また、人口は世界の6割にのぼり、2位であるアフリカの約3倍。

経済規模(2020年の国民総所得)を見ても、

中国、日本、インド、韓国というアジアの4ヵ国が

トップ10に入っている。

 

 

以下、経済発展著しいBRICSに属する中国とインド、

そして2023年現在、

戦争状態にあるイスラエル共和国を取り上げた。

 

 

世界2位のGDPを誇るのが中国だ。

20年間で約16倍の経済成長を遂げた国だが、

その大きな要因は国土にある。

中国の国土面積は世界4位だ。

その多くは冷帯から温帯気候にあるため農業生産に適し、

石炭や原油、レアメタルなど地下資源も多い。

人口はインドに次いで世界2位であり、

世界の5分の1が中国人という計算である。

このように、

自然資源と人的資源の両方に恵まれているのだから、

世界有数の経済大国になったのは自然といえる。

 

 

 

中国最大の都市である上海は、長江の河口に位置する。

それゆえ、中国内陸地域と海外を結ぶ有利な地域として、

急速に成長した。

 

 

長江は中国を東西に横断し、

東シナ海へとつながる全長6380kmの大河川だ。

その流域は、上海だけでなく、

重慶や南京など主要な商工業都市が栄え、

稲作を核とした生産力の高い農業地帯でもある。

また、多くの文化財を水没の危機にさらしたものの、

その治水効果で評価される世界最大のサンシャダムがあるのも

長江沿いで、上海などの発展を支えている。

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
ベルインドーーIT産業は「カーストと無関係に活躍できる」のか?
2023年6月に人口が世界一となったインドだが、
国土の6割は農地で、その多くは機械化が進まず、
労働力を見込んで多産となる。
貧富の差はなお大きい。
国土は日本の約9倍になるものの、
雨が降らないと耕せない農地が多く、生産性も高くない。
 
 
一方で、石炭やポーキサイトなどの鉱産資源は豊富で、
それらを使った鉄鋼業は盛んだ。
近年IT産業も発展著しいが、
アメリカとは時差で昼夜が反対であり稼働が保てる点、
英語が準公用語であることがその理由として挙げられる。
 
 
巨大な人口を抱えるインドにはカースト制度が存在し、
それによって自らの職業集団が規定される。
ただし、一般的に知られているバラモン(司祭)、
クシャトリヤ(王侯、武士)、ヴァイシャ(農牧商)、
シュードラ(隷属民)の4区分は、
カーストの中でも身分・階級を示す「ヴァルナ」のほうであり、
家柄や職業を表わす現実社会の集団「ジャーディ」とは別
であることに注意したい。
 
 
カースト(ジャーティ)を細分化したサブカーストの数は
2000以上にのぼる。
カースト(ジャーティ)の序列は、
バラモンと不可触民(アウトカースト)を除いて固定ではなく、
地域や行いによって変動する。
 
 
なお、ITのような新しい産業は
カースト(ジャーティ)に対応していないから、
下層カーストの人も職を得ることができたとされる。
しかし現実的には、
高等教育を受けられるのは裕福な上層カーストの人であり、
IT関連であっても下層カーストの人が高いポストに就くのは
難しいようだ。
 
 
 
つづく・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イタリアは様々な点で日本とよく似ているそうで、
どちらも国土が南北に長く、
火山も地震も多いし温泉地が多数あるという。
 
そういう類似点があるからこそ、相違点も際立ってきます。
地震に対する危機管理は、日本とはけた違いらしいです。
避難所にすぐに移動するトイレやお部屋。
日本も見習ってほしいなと思いながら読みました。
 
 
 
では、また明日^^
 
 
 
 
 

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