栗山ノート | ふーちゃんのブログ

ふーちゃんのブログ

ご訪問ありがとうございます。
私のブログは、離れて暮らす子どもたちと孫たちに向けて書いています。

こんばんわニコニコ
 
 
 
 
洗濯物を干しに行きましたら
カラスが一生懸命さくらんぼを食しているので、
カラスに負けまいと採りました。
いろんな鳥も寄ってたかって食べているので、
赤い実が残っておりませんのあせる
 
 
 
 
 

 
 
 
 
今年3月に大いに沸いたWBCの「侍ジャパン」の活躍。
先日の特集番組も結局最後まで観て、またまた感動してしまいました。
 
 

 

栗山英樹著ー2019年10月発行ー。

 
 
 
 
栗山さんが野球ノートをつけ始めたのは、小学生の頃。
はじめはその日の練習メニューや気になったプレーを書き出していたが、
中学、高校、大学と野球を続けていくうちに、
「チームが勝つためにはどうしたらいいか」という視点が加わった。
プロ入り後も、練習後や試合後に必ずノートを開いていた。
 
 
2012年、北海道日本ハムファイターズの監督に就任。
就任1年目でパ・リーグ制覇を果たすものの、
翌13年シーズンは最下位に陥落。
力量不足を痛感した栗山さんは、経営者たちの言葉を綴った本にヒントを求めた。
 
 
 
本を読み進めるうちに、成功を収めた人たちの共通点が見えてきた。
それは、古典に当たっていることだ。
『論語』『易経』『韓非子』などの古典には、時代を越えた普遍的な価値がある。
 
 
それ以来、古典を開き、気になった言葉をノートに書き写すようになった。
先人の言葉は水や肥料となり、心を潤していった。
 
 
『論語』には、「性は相近し、習えば相遠し」という教えがある。
人の性質は生まれたときにはあまり差がないが、
その後の習慣や教育によって次第に差が開く、という意味だ。
 
 
 
一日を振り返って反省し、それを積み重ねることで自分を成長させたい。
そのような思いから、ノートを書き続けている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
泰然と過ごす
ベル至誠にして動かざる者未だ之れ有らざるなり
誠を尽くせば、人は必ず心を動かされる。
誠を尽くしても動かないものは、この世に存在しない・・・。
吉田松陰が大切にしていた、中国戦国時代の儒学者、孟子の言葉である。
 
 
 
人は、私心が入り込んだ瞬間、他者に対して誠を尽くせなくなる。
「自分が楽をしたい」という気持ちが先立つと、
相手の感情や都合をないがしろにしてしまう。
一方、誠を尽くしていると、勘が働き、相手の変化に敏感になる。
 
 
大谷翔平がファイターズでプレイしていた当時、
栗山さんはたびたび胸騒ぎに襲われた。
ケガの予兆である。
その場合、彼を無理させることはほとんどなかった。
 
 
周囲からは過保護に映ったかもしれない。
しかし、高校を卒業したらメジャーリーグに行きたい、
と明言していた彼をドラフト1位で指名して、ファイターズに引き入れたのだ。
栗山さんには、彼をステップアップさせてメジャーリーグに送り出すという、
大きな責任があった。
 
 
大谷の野球人生の成功に妥協しなかったからこそ、
小さな変化を見落さず、ケガのリスクに敏感になった。
監督というより、母親の愛情に近かったのかもしれない。
 
 
 
コーチは「監督がやりたいことは、翔平が一番わかっていた」と言う。
栗山さんと大谷の会話は少なかった。
それでも思いが寄り添って、以心伝心の関係にあったのかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ベル徳は孤ならず、必ずとなりあり
一目置かれる選手は、自分が選んだ道をひた向きに進んでいる。
野球をしている時間はもちろん、グラウンド外の行動も芯が通っている。
自分を律することにためらいがなく、
ファンのために活躍することを最優先に考えている。
 
 
そのような選手の中には、自分を語ることが苦手なタイプもいる。
多弁でないゆえに、ちょっとしたことで批判されたり、
周囲から距離を置かれてしまったりすることもある。
それでも彼らは迎合しない。
 
 
スランプに陥ってもひたすら練習に励み、
自分の仕事に専念する。
やがてスランプから抜け出して批判が沈静しても、
彼らは自分を甘やかさず、さらに高みを目指して自己鍛錬を続けていく。
 
 
仕事でも勉強でも、一生懸命打ち込んでいる人は魅力的だ。
一時的に疎まれることがあっても、
「やはり尊敬すべきだ」「一緒にがんばりたい」と名乗り出る人は必ずいる。
自分なりの目標や夢を見つけたら、孤独になることを恐れずにいたい。
 
 
 
 
目標に向かっていくあなたに、
『論語』の言葉「徳は孤ならず、必ずとなりあり」を贈りたい。
自分の内面と行動を磨いていけば、
必ず並走してくれる仲間が現れるだろう。
 
 
 
 
つづく・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
栗山さんは、大谷翔平くんといっしょに語られることが多いですよね。
日本プロ野球時代の師弟であり、
大谷選手の「二刀流」は栗山さんの存在無くして生まれなかったそうですね。
二人には「野球ノート」と「読書家」という共通点もあるそうです。
 
豊かな人間性や芯の通った人生哲学に、
だから魅了されるのでしょうね。
 
 
 
では、また明日^^
 
 
 
 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな幸せのある暮らしへ
にほんブログ村