基礎の施工も 私の所は 自分達で行います（自社施工）。
これは 責任施行の為でございます。
大工と左官（うちの職人）で 基礎工事を行うメリットは
兼ね合い（取り合い）が必要ございません。
段取りが良くなることが 適正価格と責任施行につながるもの。
基礎は 基礎屋さんがするという常識？は ここ最近の考えで
ございます。
本来は 大工が行うものなのが 基本です。
その上に 家は建てるものですから。。。。
なおかつ、外注業者を値切って 単価を落とす考えではないもの。
家の事は 自分で 全てできる事が 前提で、
各専門の業者さんに手伝って貰うことが 本来でございます。
大工は 総合職ですから 専門業者さんのお仕事が
出来ない訳は ないのが 普通でございます。
（設計、施工、管理等々）
それを大工と言うのが 本来でございます。
専門の大工は 頭に 何かつくもの。
（宮とか、仮枠とか、造作、指物等等）
単純に大工と言える場合は 土木工事も 大工仕事の中の一つ。
指物（建具）も造れるのは 当たり前の事。
故に 大工は 年季が 他の専門職に比べて 長くなりますが。。。。
極めれば、 潰しの効く職業でもございます。
大工から 枝分かれした 専門職に なるのは 簡単な事ですから。
（設計、土木、に転向した大工は 多い事でございます。）
ですが 転向したら 大工ではございませんので、
私は 大工を続けることが プライドでございます。
ここからは 近々の基礎施工の画像。
２月に基礎工事をした松前町の新築。
地盤改良工事を行っています。
川西大工と梶原大工が写っています。
（この現場の造作もこの二人で行っています。）
こちらは 和田大工。
山内大工も奥に。。。。
（基礎工事、造作工事、外壁工事（サイディング等）太陽光設置、
屋根工事、何でもこなす私の相棒でございます。）
こちらは高岡左官。
鎮め物。
ここから、構造材を搬入して 足場をかけて
こうなります。
連休前に お引越しされました。
お家とは 普段は 視えないものがたくさんございます。
今日は、星の岡の新築現場で 夕方、お施主様と 打ち合わせ。
この現場に入っている大工も この画像の現場の川西、梶原、山内
大工達。
打合せは ６時からでしたので 帰っていましたが
現場の 綺麗な事は 言う事なしでございました。
それが 普通の事でございます。
これが 私の所の スタンダード（標準）でございます。
分業化された所に 負けるわけがございません。
（勝ち負けではございませんが。。。。
）
ただし、数を追いかけているわけではありませんので
件数で 勝負しているわけでは ございません。
本来の大工は こういうものでございます。
これを忘れてしまう事は、
私の所は ございません。
効率を追求して 分業化が 行われてきた 建築業界ですが
今はそれが良い事だったのか。。。。。。。
堂々巡りのような。。。。。
原点回帰を 全てのおいて することはできないと思いますが、
現在の建築業界が ベストだとは 私には思えません。
はぐれ大工の 夜中の独り言でございました。
それでは。。。。
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