産後クライシスを乗り越えるために旦那ができる5つのこと | NY3人育児〜パパ編〜

NY3人育児〜パパ編〜

妻と子供3人(7歳、4歳と1歳)とニューヨーク滞在中。週末は基本パパが育児担当。パパが育児に奮闘する日々を綴ります。

こんにちは、パピコです。

 

英語イベントから気持ちを切り替えて、

 

今日は先日の質問募集の時に

 

頂いた二つ目のメッセージにお答えしますよ!

 

 

ちなみに一つ目の質問は

海外での教育に関するモノでした。

その時の記事はこちら

「帰国子女として育つということ」

 

 

 

今回のご質問は助産師ゆうさんからいただきました。

 

妊娠、出産、産後を通して
お父さん目線で知りたかったことは何ですか?

また、産後は奥様に対してどんなことでサポートをしていましたか?

 

 

というのもゆうさんは助産師の資格と経験を生かして、

 

バンコクでの両親学級向けの資料をおつくりになっているとのこと。

 

僕もアメリカで両親学級に参加したこと、思い出しました。

 

日本にいたころは母親学級と呼ばれていた気がしましたが、

だんだんと両親学級と名前が変わっていること、

とてもいい変化だと思いますアップ

 

そういえば、アメリカで参加した時は、

全員カップルでの参加でした。

 

もう妊娠の時から夫の育児に対する文化や意識の差が出てきていること

を実感したのを覚えています。

 

 

 

さてさて、妊娠・出産・産後のサポートに関してですが。

 

これはめちゃくちゃ重要だと思います。

 

 

なぜなら、

 

体力的にも精神的にも産後格段に大変で、

 

このときにいかに育児に協力できたかが、

 

その後の夫婦関係を大きく左右すと思うからです。

 

NHKのあさイチでも特集された「産後クライシス」という言葉があるぐらい、

 

ここで失敗すると

 

どんなに後からイクメンになろうとしても、

 

「あの時助けてくれなかったよね」と

 

一生ついて回る可能背大ですよチーン

 

 

娘はもう4歳になりますが、

 

いまのところ、出産と産後ほど大変だったことはありません

 

そりゃイヤイヤ期とか、

 

14時間フライトとか、

 

赤ちゃん返りとか、

 

いろいろありましたが、

 

どんなに最悪の状況でも

 

めちゃくちゃ大きい声で1時間ぐらい泣かれる

 

ぐらいで、

 

産後のときのように

 

1時間おきに起こされて、

 

妻は全く体が動かなくて

 

ほとんど寝てる。

 

誰も料理も洗濯もしない。

 

赤ちゃんはまた泣く。

 

それが少なくとも3か月続く

 

それはもう、想像以上の大変さでした。



そんな環境の中で、

あなたは自分を守るのか、

家族を守るのか。

それを試されているのが

初めの3か月だとおもうのです。

奥さんはきっと、

野性の感覚で、

この人は信頼できるかどうかをみてますよ~~~~~

だから、新米パパになる方々には

以下の5つのことをお勧めしたいです。

 

 

1.やりたいことは子どもが生まれる前にやっておけ

 

 

 

出産後は1分1秒でも空き時間があれば

赤ちゃんの面倒を見たり、

奥さんを休ませたり、

家の片づけをしたり、

少なくとも3か月間は完全に家族のために投資することになります

 

だからショッピング、

友達との飲み会、

仕事の期限があるもの、

などなどなるべく早めに済ませて、

3か月を開けられるように、

それまでにやりたいことはすべてやっておくことが大事です!

 

観たい映画とか、

会っておきたい友達とか、

いませんか?

 

生まれる前がチャンスですよ!!!

 

 

 

2.家事ができると最強

 

 

序盤の難関は授乳です。

奥さんにしかできない。

しかもものすごく時間がかかる。

 

その間男は何をするか?

 

ずばり、家事です。

 

料理、洗濯、掃除。

 

出産後体がぼろぼろの奥さんは

一切こうしたことができません。

 

こういうときに、奥さんに家事のやり方で注意されたりすると

お互いイライラするもの。

 

そうなる前に、日ごろから奥さんにOKをもらえるよう

家事の練習しておくと最強ですよ。

 

 

 

3、お金は投資せよ

 

夫の役割としてもう一つ大切なのはおカネ

 

食事をデリバリーで頼む時でもちょっとおいしいものを頼んだり、

 

便利で機能性の高いベビーキャリアを買ってあげたり、

 

あまりにつかれていたらタクシーで病院にいったり、

 

バンコクならアヤさんを雇ったり。

 

お金で解決できること、たくさんあります。

 

惜しまず投資できるよう、

この時期のために貯金しておくのもいいと思います。

 

(貧乏学生だった第一子の出産は散々な目にあいました。。。)

 

 

 

 

4.職場で話そう

 

新生児ケアの大変さは経験したことない人には伝わりにくいものです。

職場での理解も浅いかもしれませんね。

 

だからこそ、

昨日何時間しか寝れなかったのかとか、

何時間だっこしていたとか、

奥さんが限界だとか、

なんとなく、機会があれば職場の人にも話しておくと

何かあって自宅から仕事しないといけなかったり、

早めに切り上げる必要があるときに役立つと思います。

 

僕はだいたいコーヒーをたくさん頼んで、

飲みながら同僚に、

昨日寝れなかったんだよね~と話すきっかけにしてました。

 


 

もちろん職場や上司の環境によって言いやすい人、

言いにくいひともいると思いますが、

仕事は全力でこなしつつ、さりげなく家庭の大変さアピールできる人は

強いと思います。

 

 

 

 

 

5.助けを求めよ

 

特に仕事をしている場合、旦那さんができることは限られますよね。

どうしても平日日中は仕事があるし、

週末や夜も仕事がやめられないかもしれない。

 

そんなとき、助けを頼むのも能力の一つ。

 

 

未熟で何も知らなかった僕は、

第一子が生まれたときに誰にも助けを求めませんでした

 

お互いの実家の両親とも誰も来ませんでした。

少し強がっていたのかな。

 

いまではそれをとても後悔ています。

 

だから第2子の時には2か月間、がっつり母親たちを呼びました。

 

お金も出して泊まる場所も用意しました。

 

そしたら大変さが天地の差で、育児がぐっと楽しく、

ラクになったのを覚えています。

 

自分の母親に頼むこと、とても恥ずかしいですが、

それどころじゃなくなります。

 

もちろん、親に助けを頼めないケースもあるかと思いますが、

できることなら事前に手伝いをお願いしておきましょう。

 

 

6.絶対に奥さんにあたるな

 

 

最後に。

 

寝不足が二人とも重なって、

 

エンターテイメントがなくなった生活になって、、

 

奥さんも新しい育児になれなかったりと

イライラ衝突も多々起こるのがこの時期。

 

 

必死の支えをしているのに、

 

会社で白い眼を向けられても帰ってきているのに、

 

たくさんの飲み会を断っているのに、

 

それでも奥さんにあたられること、あるとおもいます。

 

 

でもそれは、

 

体が動かなかったり、

 

仕事を休んだり辞めてしまった

 

イライラや不安がたまっている奥さんの問題で、

 

旦那さんには無関係なのに、

 

あたる人がいないから受けてしまうこともあると思うんです。

 

 

いつか、かならず、この苦しい日々に終わりが来ます。

 

 

だから、できるのなら、反論したい気持ちをぐっと抑えて、

 

 

相手の気持ちを汲み取れたら

 

 

まじでイクメンだと思います。

 

 

 

ぼくは30点ぐらいかな。。。

 

 

 

できる日もできない日もあると思いますが、

 

人間が試されている正念場ですね!

 

 

 

ここまで自分の経験をもとに話してきましたが、

 

もちろん、どうしても家庭や仕事の都合で

全く育児に携われない、

あるいは里親出産ということも多々あると思います。

 

そんなときでも、

助けを求めたり、お金をたくさんかけることはできるかもしれません。

また、申し訳ないという気持ちを、言葉やお花などで伝えることも効果ありだと思います。

 

ぜひぜひ、

僕の失敗談を生かして、

少しでも多くのご家族が、

一番大変な赤ちゃん期を乗りこえられること、

お祈りしています!

 

ゆうさん、参考になりましたでしょうか?

両親学級での皆さんの反応もまた教えてください!

 

パピコ