健康という言葉 | 歌謡曲と叙情歌を語る

歌謡曲と叙情歌を語る

歌謡曲や叙情歌を中心にいろいろ語ります。

コロナが流行っていますね。オミクロン株の大流行で、僕の職場でもコロナにかかる人が何人かいて、かくいう僕も先々週から病院で陽性と言われ、10日間の自宅療養をしていたのですね。外出はダメで、買い物はおろか、ゴミ出しでさえダメだったのは参った。買い物は全てネット通販。何気ない日常が本当にありがたいなと思えた10日間でした。

 

やはり健康であることが何よりもありがたいですね。さて、健康という言葉、「健体康心」という言葉からきているそうです。

 

「健やかな体」、「康き心」という意味です。「康き心」とは、心が安らかで安定している状況のことを指すそうです。

 

体だけでなく、心の面も良好な状況こそが健康なのであって、どちらかが病んでいても健康とはいえないということでしょう。体が丈夫で病気をしないから良いというわけではないのですね。

 

さだまさしさんの「風に立つライオン」という歌を思い出します。アフリカに行った日本人の医療従事者のことを歌にしたのです。この歌のフレーズに診療所にくる患者たちは皆病気だが、心の面は少なくとも僕より健康だというくだりが出てきます。アフリカというところは貧しい人も多く、まともな医療もできない状況。病気になる人が多いけれど、心の面は健康そのもの。そして、日本は残念ながら、どこか間違った方向に行ってしまったと。日本は確かに医療も発達しているし、豊かな国です。しかし、日本人は心の面で大変病んでいたり、孤独を感じている人が多いということでしょう。考えさせられますね。

 

 

https://www.uta-net.com/movie/50454/(クリックすると歌詞が出てきます)