歌謡パレードの感想 (1989年11月21日放送) | 歌謡曲と叙情歌を語る

歌謡曲と叙情歌を語る

歌謡曲や叙情歌を中心にいろいろ語ります。

この回のテーマは「美しい自然をうつくしむ歌」。自然を歌った歌は、日本にはたくさんありますよね。特に童謡とか抒情歌に多いですね。そういった曲がいくつか番組で取り上げられました。日本の童謡と抒情歌ということで、由紀さおり&安田祥子のご姉妹、デューク・エイセスもご登場しました。「里の秋」や「旅愁」は学校の音楽の授業でも習いますが、改めて聴くと素晴らしいなと。子供の頃はただ歌わされたというイメージしかなかったのに。大人になると叙情歌や童謡が心地よくなる。日本の美しい景色が浮かんできます。紅白でも、演歌もいいが叙情歌も聴きたいなって。由紀さおりさん、安田祥子さんご姉妹は前は紅白で童謡や叙情歌歌ってましたが、また復活してくれないかな。あと若手では山田姉妹もいいな。


 

 

 

あと驚いたのが、星美里さんという新人の歌手。なんとこのかた、若かりし日の夏川りみさんです。どうも、見たことがあるような顔、聞いたような声だなって思っていたのですよ。ネットで調べて驚きました。89年に演歌でデビューしたのですが、一度引退され、そして平成11年に夏川りみさんとして再デビューしたのですね。僕も見ててびっくりしました。それともっと驚いたのが、夏川さんは藤山一郎さんから「40年に1人出るか出ないかの歌手」と言わしめたのだから、すごいなって。夏川さん、確かに人の心を打つような素晴らしい歌手ですもの。

 

 

印象的だったのは、春日八郎さんと菅原文太さんがご出演されたこと。春日八郎さんは1991年に亡くなられているので、貴重だなって。お歌いになられたのは「山のけむり」。この曲の解説は別の機会に取り上げます。

 

菅原文太さんって、歌歌っていたっけ?と思っていたら、よく考えたら「トラック野郎」の主題歌歌っていましたっけ。今回お歌いになられたのは「港の男歌」という渋いど演歌でした。

 

四季のうた/ほぼ全員

森の水車/由紀さおり、安田祥子
誰か夢なき/森進一
川は流れる/原田悠里

星空を両手に/星美里 デューク・エイセス
津軽のふるさと/星美里
里の秋/デューク・エイセス
与作/キム・ヨンジャ
季節の中で/原田悠里
矢車草/由紀さおり
白い花の咲く頃/森進一
山の吊橋/春日八郎
港の男歌/菅原文太
指輪/森進一
暗夜航路/キム・ヨンジャ
また逢ってしまうなんて/リュイ・ファン
旅愁/由紀さおり、安田祥子