飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる
NEXT5コンサルティングの雑賀です。

意外に思われるかもしれませんが、広告では「無料」よりも「半額」の方が反応が良いケースは少なくありません。

その理由は、お客様が感じる「価値」の違いにあります。

無料と聞くと一見魅力的ですが、

「なぜ無料なのだろう」
「品質は大丈夫だろうか」
「何か裏があるのではないか」

といった警戒心を抱く方もいます。

特に飲食店では、料理の品質やお店の価値まで安く見られてしまう可能性があります。

一方、半額は違います。

「本来は価値のある商品を、今だけ特別価格で提供している」

という印象を与えるため、商品の価値を維持したまま、お得感を伝えることができます。

マーケティングには、

「価格は価値の証明」

という考え方があります。

価格があるからこそ、人はその商品に価値を感じます。

そこへ期間限定の割引が加わることで、「今ならお得」という理由が生まれ、来店動機につながります。

さらに、人は少額でも自分でお金を支払うと、行動への本気度が高まる傾向があります。

そのため、強力なオファーを実施する際は、無料クーポンよりも半額クーポンの方が、来店率や利用率が高くなるケースも少なくありません。

もちろん、無料オファーが効果的な場面もあります。

例えば、LINE登録特典や試食キャンペーンなど、目的によっては無料の方が適している場合もあります。

しかし、飲食店が売上を回復させたい時や、新規来店を一気に増やしたい時の「強力なオファー」としては、価値とお得感を両立できる半額オファーの方が成果につながることが多いと感じています。

重要なのは、安さを売ることではありません。

商品の価値をしっかり伝えながら、お客様に「今行く理由」を提供することです。

その設計ができて初めて、広告は単なる値引きではなく、利益につながるマーケティングへと変わっていくのです。