飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させるNEXT5コンサルティングの雑賀です。

飲食店経営は、1〜2店舗の段階では社長自身が現場に立ち、接客や調理、採用、シフト作成まで担うことが少なくありません。

社長が誰よりも働き、現場を引っ張ることで、お店は成長していきます。

しかし、3店舗を超えたあたりから、経営の質を大きく変える必要があります。

なぜなら、社長がいつまでも1店舗の店長のように動き続けていては、組織全体の成長が止まってしまうからです。

この段階で社長の仕事は、「実務」から「戦略」へ移行します。

具体的には、

・採用の仕組みづくり
・人材育成の仕組み化
・管理職の育成
・予算管理
・出店戦略
・商品戦略
・マーケティング戦略

など、会社全体を前進させる仕事に時間を使わなければなりません。

店舗で起きている問題を、社長が一つひとつ解決する組織では、多店舗展開は続きません。

重要なのは、管理職が自ら考え、判断し、問題を解決できる組織をつくることです。

社長の役割は、「問題を解決する人」から、「問題を解決できる人を育てる人」へ変わります。

多店舗展開で伸びる会社と伸び悩む会社の差は、社長がどれだけ現場で働いているかではありません。

現場を安心して任せられる仕組みがあるか。

任せられる管理職が育っているか。

そして、自分自身が未来をつくる仕事に集中できているか。

その違いが、会社の成長スピードを大きく左右します。

3店舗は、単なる店舗数の節目ではありません。

「職人社長」から「経営者」へ。

「プレーヤー」から「組織をつくるリーダー」へ。

社長自身が役割を変える、大きな転換点なのです。