飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる
NEXT5コンサルティングの雑賀です。

競合が多い立地を見ると、「ライバルが多いから厳しい」と考えるお店があります。

しかし実際は、飲食店が密集している場所ほど、「飲食目的で人が集まるエリア」と認識されやすく、むしろ集客しやすい立地になります。

このような立地を、「クラスター(群れ)立地」といいます。

例えば、

・サイゼリヤとジョリーパスタ
・大型フードコート
・ラーメンストリート

などです。

なぜこれらの場所に人が集まるのか。

それは、お客様が「ここに来れば食事の選択肢がある」と認識しているからです。

つまり、競合店が存在することで、エリア自体の集客力が高まっています。

特に同業態が集まっている場合、それは「その業態への需要が強い」という証拠でもあります。

ラーメン店が集まる場所には、ラーメン目的のお客様が来ます。焼肉店が集まるエリアには、焼肉を食べたいお客様が集まります。

本当に怖いのは、競合の存在ではありません。

「自店の存在や価値を、誰にも知られていないこと」です。

どれだけ良い商品やサービスがあっても、認知されなければ来店にはつながりません。

だからこそ重要なのは、競合を恐れることではなく、

・何が違うのか
・どんな価値があるのか
・なぜこの店を選ぶべきなのか

を、しっかり伝えることです。

看板、SNS、Google口コミ、写真、商品設計、接客。お客様に「この店に行きたい」と思ってもらうための伝え方が必要になります。

クラスター立地では、「競合がいること」が問題ではありません。

その中で、「自店がどう認識されているか」が勝負になります。

つまり、立地だけで繁盛が決まるのではなく、「価値の伝え方」で差がつく時代なのです。