飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる
NEXT5コンサルティングの雑賀です。
QSCチェック後に、まず見るべきダッシュボードは「連続指摘数」です。
QSCチェックは、単なる点検ではありません。基準を習得した公正な評価者であるマネージャークラスが行い、「指摘→是正→改善」を回し続けるためのQC活動です。
しかし現場では、是正報告が上がっているにも関わらず、次回チェックで同じ項目が再度指摘されるケースがあります。
これは「改善された」のではありません。
「一時的に直しただけ」です。
つまり、
・基準理解不足
・習慣化不足
・教育不足
・確認不足
このどこかに問題があります。
例えば、
・毎回同じ清掃項目が指摘される
・毎回同じ接客基準が崩れる
・毎回同じ盛り付けミスが起きる
これらは現場に「改善が定着していない」状態です。
だからこそ重要なのは、単純な指摘数ではありません。
本当に見るべきは、「同じ問題を繰り返していないか」です。
一度の指摘は誰でもあります。しかし、同じ指摘が連続する場合、それは個人の問題ではなく、店舗全体の改善体質に問題がある可能性が高いです。
つまり、連続指摘数とは、「この店舗がどれだけ改善を定着できる組織か」を可視化する重要指標なのです。
QSCの本質は、指摘することではありません。
基準を理解し、習慣化し、再発しない状態をつくることです。
そのためには、
・なぜ起きたのか
・なぜ再発したのか
・どうすれば習慣化できるのか
ここまで踏み込んで改善する必要があります。
QSCチェックは減点評価ではなく、「改善力」を高めるための活動です。
連続指摘を減らせる店舗ほど、基準が定着し、再現性の高い強い店舗へと成長していくのです。
