飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる
NEXT5コンサルティングの雑賀です。

飲食店の売上は、

「売上=客数×客単価×来店頻度」

この3つの掛け算で決まります。

「売上を10%上げたい」と考えた時、多くのお店はまず客数を10%増やそうとします。しかし実際には、客数だけを伸ばすのは簡単ではありません。

広告費は増え、値引きも必要になり、現場負荷も大きくなります。特に人手不足の飲食店では、客数だけを急激に伸ばすとQSC低下にもつながります。

だからこそ重要なのが、「3要素をバランスよく改善する」という考え方です。

例えば、

・客数+5%
・客単価+4%
・来店頻度+0.9%

これだけで、

1.05 × 1.04 × 1.009 ≒ 1.10

となり、売上は約10%アップします。

つまり、一つを無理に伸ばさなくても、複数の要素を少しずつ改善することで、大きな成果につながるのです。

では、それぞれ何を改善するのか。

客数は、
・SNS発信
・Google口コミ対策
・看板改善
・広告
などの「認知拡大」で増やします。

客単価は、
・おすすめ設計
・セット提案
・限定商品
・アップセル
などの「提案力」で改善します。

来店頻度は、
・公式LINE
・CRM
・QSC向上
・接触頻度設計
による「関係構築」が重要になります。

つまり、売上アップとは「集客だけ」の話ではありません。

認知を増やし、価値を高め、関係性を維持する。この3つを同時に改善することで、売上は安定的に伸びていきます。

売上は足し算ではなく、掛け算です。

どこか一つだけを見るのではなく、「客数・客単価・来店頻度」をセットで設計する。この視点が、飲食店経営では非常に重要なのです。