飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる
NEXT5コンサルティングの雑賀です。
「良く教わった人が、良く教える」これは現場で必ず起こる事実です。お店を良くしたいのであれば、まず整えるべきは教わる側ではなく、教える側の状態です。
店長やマネージャーが正しい基準とやり方を理解し、体得しているか。この一点が、組織全体のレベルを決めます。曖昧な理解のまま指導を行えば、伝わる内容も曖昧になり、現場の行動にもブレが生まれます。その結果、どれだけ教育に時間をかけても、基準は上がりません。
教育の質は、そのまま組織の基準になります。上に立つ人間の理解度が低ければ、現場の基準もそのレベルに留まります。逆に、上が高い基準を持ち、それを言語化し、行動で示すことができれば、その基準は確実に組織に浸透していきます。
重要なのは、知識として知っているだけではなく、「できる状態」になっていることです。さらに言えば、それを他者に再現させられるかどうか。この段階まで到達して初めて、教える側としての役割を果たせます。
そしてもう一つ大切なのは、学び続ける姿勢です。上に立つ人間ほど、自分のやり方に固執しがちですが、現場や時代は常に変化しています。学びを止めた瞬間に、教育の質も止まります。
良く教わった部下は、必ず良く教える上司に育ちます。この連鎖が生まれることで、教育は個人のスキルではなく、組織の仕組みへと変わっていきます。
教育とは、その場限りの指導ではありません。基準を伝え、再現し、次に繋げていく活動です。その積み重ねが、強い現場と再現性のある繁盛店をつくっていきます。
組織を変えたいのであれば、まずは上が学ぶこと。その順番を間違えないことが、教育を成功させる最大のポイントです。
