「飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる」NEXT5コンサルティングの雑賀です。
マネジメントとは、PDCAというマネジメントサイクルが正しく回っている状態を指します。この考え方は、売上管理や人材育成といった大きなテーマだけでなく、トイレチェックのような日常業務に至るまで、すべてに当てはまります。
例えば、トイレチェックの仕組みがあるにもかかわらず、トイレが汚れている店がある場合、問題は「仕組みがないこと」ではありません。多くの場合、誰が・いつ実施するのか、完了報告はどう行うのか、その報告を誰が確認するのか。このどれか一つが欠けていることで、仕組みは機能不全に陥っています。
特に重要なのが、PDCAのC=チェック、つまり確認です。毎日なのか、数日おきなのか、1週間ごとか、1か月ごとか。どのタイミングで進捗や結果を確認するのかを決めていなければ、どんな取り組みも必ず形骸化します。やったつもり、決めたつもり、という状態が生まれ、現場では「仕組みはあるが、守られていない」状態になります。
マネジメントは、気合や根性で回すものではありません。サイクルのルールを明確に定め、誰が・いつ・何を・どう確認するのかを決め、それを回し続けることによって初めて管理が成立します。PDCAが設計され、実際に回り続けている状態こそが、マネジメントが機能している状態です。
取り組みは、回されなければ必ず止まります。止まらない設計をつくること。それが、マネジメントの本質です。
