「飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる」NEXT5コンサルティングの雑賀です。
自己評価は、自分に自信を持つためには確かに大切です。しかし、会社組織の中においては、自己評価そのものに金銭的な価値はありません。なぜなら、評価とはあくまで会社や上司が行うものであり、最終的な判断権は自分の外側にあるからです。
料理も同じ構造です。作り手がどれだけ素材にこだわり、工程を突き詰め、「これは最高だ」と思っていても、お客様に選ばれ、対価を支払ってもらえなければ、その価値は成立しません。自己満足と市場評価は、まったく別物です。
仕事においても同様で、自分なりに頑張っている、成長しているという感覚だけでは足りません。実力を高める努力を続けることは前提として、そのうえで「評価する側が何を見ているのか」「何を成果と定義しているのか」を理解する必要があります。評価者はどんな数字を重視し、どんな行動を良しとし、どんな結果を期待しているのか。そこを読み解かずに、評価されないと嘆いても状況は変わりません。
評価してくれない上司に不満を募らせ、イライラする時間は、正直もったいない。そのエネルギーを、どうすれば評価される存在になれるのかを考えることに使ったほうが、成長は圧倒的に早くなります。評価基準を知り、求められている役割を理解し、その期待を超えにいく。そのプロセス自体を楽しめるかどうかが、分かれ道です。
評価は感情論ではありません。構造があり、基準があります。だからこそ、評価は嘆くものではなく、攻略するもの。その視点を持てた瞬間、仕事は一段階おもしろくなり、成長スピードも一気に加速していきます。
