「飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる」NEXT5コンサルティングの雑賀です。
アルバイト応募があり、面接まで進んだにもかかわらず、「採用の時は連絡します」とだけ伝えて終えているお店は、一度立ち止まって考えてみてください。人手不足の時代とはいえ、店舗側が慎重に人材を選ぶのは当然のことです。しかしその一方で、応募者は軽い気持ちで来ているわけではありません。勇気を出して応募し、緊張しながら面接に臨み、その後は採用されるかどうかを不安と期待の中で待っています。
その人は、ただの応募者ではありません。将来一緒に働く仲間になる可能性もあれば、今回は縁がなくても、いずれお客様としてお店に来てくれる存在かもしれません。面接は、選考の場であると同時に、お店がどういう価値観を持っているかを見られている場でもあります。
だからこそ、採用・不採用に関わらず、必ず期限を明確に伝えることが大切です。◯月◯日の◯時までに必ず連絡します。この一言があるだけで、応募者の不安は大きく減ります。そして何より重要なのは、その約束を必ず守ることです。結果が不採用であっても構いません。メール一本でもいいので、きちんと連絡を入れることです。
連絡をしない、期限を曖昧にするという行為は、相手の時間と気持ちを軽く扱っているという印象を与えます。その印象は、確実に店の評価として残ります。採用活動は、人を集めるためだけの業務ではありません。お店の人への向き合い方、誠実さ、信頼感がそのまま表に出る場です。
忙しいから後回しになる、その積み重ねが、応募が集まらない、定着しないという結果につながります。採用連絡の一つひとつが、未来の仲間やお客様との関係づくりの第一歩です。小さな対応こそ、店の姿勢そのものだと捉えてみてください。
