「飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる」NEXT5コンサルティングの雑賀です。
飲食店のSNSマーケティングにおいて、派手なテクニックや一時的なバズを狙う必要はありません。最も重要なのは、地道に続けられるかどうかです。どれだけ商品力やサービスに自信があっても、そもそもお店の存在を知られていなければ選ばれることはありません。繁盛の入口は常に認知であり、その役割を担うのがSNSです。
しかし現場では、SNS運用が長続きしないケースが非常に多く見られます。理由の多くは明確で、毎日の投稿が負担になること、すぐに成果が出ないことへの焦り、そして忙しさによる優先順位の低下です。SNSは広告のように即日で結果が出るものではなく、投稿の積み重ねによって徐々に認知と信頼を獲得していくメディアです。数週間で反応が薄いからといって止めてしまえば、積み上げてきたものはすべて途切れてしまいます。
だからこそ必要なのが、気合いや根性に頼らない仕組み化です。投稿内容を事前にテンプレート化し、役割分担を決め、誰が見ても同じクオリティで発信できる状態を作ることが重要です。料理写真、仕込み風景、スタッフ紹介、限定メニュー、日常の一コマなど、あらかじめ投稿ジャンルを決めておけば、毎回悩む時間は大幅に減ります。完璧な投稿を目指す必要はありません。止まらずに続くことの方が、はるかに価値があります。
SNSの本質は、世界観と一貫性です。投稿ごとに言っていることがブレていたり、方向性が定まっていないと、フォロワーは増えません。一貫したメッセージを、意図を持って発信し続けることで、少しずつお店のイメージが形成され、来店動機へと変わっていきます。継続は最強の戦略です。SNSは短距離走ではなく、確実に成果を生む長距離走だという認識を持つことが、飲食店のSNSマーケティング成功の第一歩です。
