「飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる」NEXT5コンサルティングの雑賀です。
ビジネスにおけるマーケティングの「テコの原理」とは、少ない労力や投資で大きな成果を得る考え方です。飲食店でも、この発想を応用することで効率的に売上を伸ばすことができます。例えば、広告に多額の資金を投じるよりも、Google口コミを改善し評価を高める方が、新規集客に与える影響は大きく、しかもコストは最小限に抑えられます。実際に口コミ評価が0.2ポイント上がるだけで検索順位が変わり、自然流入が増加するケースも珍しくありません。
また、フォトジェニックなメニューを開発すれば、来店客が自らSNSに投稿し、無料の広告効果が生まれます。特に映えるビジュアルはシェア拡散されやすく、広告費をかけずとも広範囲に認知を広げられます。さらに、LINE公式アカウントを活用してクーポンやリマインドを自動配信すれば、現場の手間を増やさずに再来店率を高めることができます。これは“仕組みで売上を積み上げる”好例といえるでしょう。
加えて、広告を広域に分散するのではなく、店舗の第一商圏に集中投下する方が費用対効果は圧倒的に高まります。来店可能性の高いエリアに資源を絞り込むことで、成果は確実に最大化されます。さらに、季節イベントを活用した52週マーケティングや紹介制度、スタンプカードなどを組み合わせれば、自然と「集客とリピートの循環」が形成されます。
つまり、テコの原理を効かせたマーケティングとは「支点をどこに置けば少ない投資で最大成果が出るか」を見極め、その仕組みを継続的に運用する戦略です。小さな工夫と仕組みづくりが、大きな売上増加につながるのです。
