「飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる」NEXT5コンサルティングの雑賀です。
売上が右肩上がりに伸びていく店舗には、ある共通点があります。
それは、「新規集客が全体の70%、リピート率が30%程度で維持されている状態」を常に保っていることです。このバランスが崩れずに維持されると、事業全体が成長モードに入りやすくなります。
この構造を実現するためには、まず本部が7割を担う必要があります。
新規集客に向けた販促企画や広告展開、大胆な予算投入など、顧客を呼び込むための種と仕掛けを戦略的に打つことこそ、本部の最も重要な役割です。
一方で、来店されたお客様を満足させ、再来店につなげるのは現場店長の責務です。
高いQSC(品質・サービス・清潔)の提供、スタッフ教育、現場での顧客体験の向上など、店舗ならではの強みを発揮してリピートを確保します。
本部と店舗がそれぞれの役割を明確に理解し、「新規7:リピート3」の割合で成果を出していくという共通基準を持てば、行動の方向性と目標数値が一致します。この意識のすり合わせこそが、組織全体の一体感を高め、成長スピードを加速させます。
数字はただの結果ではなく、役割分担を明確にするための指標です。
この「7対3」の法則を実践することが、スケールする飲食店経営の基本スタンスとなります。
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7対3を実現するためのアクション例
〈本部側のアクション〉
•季節やイベントに合わせたキャンペーン企画
•SNS広告・チラシ・ポータルサイトなど複数チャネルでの新規集客
•インフルエンサーやメディアとのタイアップ施策
•新規顧客を呼び込むための予算を先行投資
〈店舗側のアクション〉
•初回来店時の印象を最大化する接客と商品クオリティ
•会計時の次回来店特典や予約案内
•常連客への声掛け・限定情報の提供
•QSCチェックによる日々の品質・サービスの維持
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このように役割ごとの行動指針を具体化すれば、「新規7:リピート3」という数字が単なる目標ではなく、日々の現場で再現できる実践的なルールになります。
