「飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる」NEXT5コンサルティングの雑賀です。

飲食店経営において、毎月15日前後に実施する「中間業績会議」は、単なる報告の場ではありません。これは、着地予測PL(損益予測)を算出し、実施中の施策が機能しているかを検証し、必要な修正アクションを迅速に講じるために不可欠な重要会議です。

なぜこれほどまでに早期の検証と修正が重要なのか──。

それは、飲食業界が「売上の不安定さ」と常に隣り合わせの業界だからです。
天候の変化、曜日や月の週数、第何週かといった消費者の動向、競合店舗の販促など、日々の売上には読みにくい波が存在します。
さらに、飲食店はサブスク型のようなストック売上がほとんど存在しない「フロー型ビジネス」。一日一日が勝負の世界です。

だからこそ、日次・週次・月中と複数のタイミングで「中間点」を設け、業績のズレを早期に察知する体制が必要なのです。
数字に異変が出たら即座にその要因を掘り下げ、現場と一体となって改善策を立案・実行する。
この「軌道修正力」こそが、繁盛店と衰退店の分かれ目になります。

重要なのは、ただ行動することではありません。
施策を「実行して終わり」にせず、数字でその効果を見極め、次の改善へつなげるPDCAサイクルの徹底が求められます。
柔軟に、スピーディーに、的確に──

売上の波を乗り越え、継続的な成長を実現している飲食店には、必ず「優れた軌道修正力」と「実行の仕組み」があります。
15日会議をただの確認作業で終わらせず、戦略の舵取りをする“変化対応の司令塔”とすることが、あなたの店の未来を大きく変えるはずです。