「飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる」NEXT5コンサルティングの雑賀です。

店舗運営において、「報告書類の完全記入」と「期限内提出」は、実に基本的なことです。しかし、それだけに軽く見られがちなのも事実です。

けれど、この基本動作こそが、店舗責任者としての姿勢を表す重要なサインでもあります。

日々の営業が忙しくなると、つい後回しにしたくなるのが書類の記入や提出。でも、ここをおろそかにすると、「ルーズな人」「雑な人」という印象が知らず知らずのうちに広がってしまいます。

反対に、報告書類をしっかり書き、決められた期限を守る人は、それだけで「仕事が丁寧な人」「信頼できる人」と受け取られやすくなります。

これは、スタッフからの信頼を得るうえでも、上司からの評価を高めるうえでも、大切なポイントです。

何より、報告書類は店舗の状況を「見える化」し、次の改善や指示につなげるための大切なツール。きちんと記入・提出されていない報告書では、正しい判断やサポートも行えません。

つまり、報告書は自分自身のためにも、チーム全体のためにも、しっかりやるべきことなのです。

一見、地味な業務に見えるかもしれません。でも、その地味な行動を丁寧に積み重ねていくことが、あなたの信頼を築き、仕事の幅を広げていく土台になります。

「忙しいからこそ、基本を大切にする」

その姿勢が、リーダーとしての価値を自然と高めてくれるのです。