「飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる」NEXT5コンサルティングの雑賀です。

改善スピードの速さは、そのまま目指すゴールへの到達スピードと比例します。

あるマーケティング支援先のクライアント様を、施策実行前に訪問する機会がありました。初回の訪問時、私たちはまず店舗を丁寧に点検し、気づいた点を率直にフィードバックしました。

その中で、特に課題として浮かび上がったのが「クレンリネス(清潔さ)」です。お客様を迎える店舗として、見落とされていた部分がいくつかあり、「このままでは施策の成果が半減してしまう」とお伝えしました。

するとその数日後、改善の報告が届きました。しかも、驚くほどスピーディーで的確な対応です。そのスピード感に、私たちは強く感銘を受けました。

実は、こうした改善への即応力こそが「成果への最短距離をつくる姿勢」なのです。

クレンリネスの維持は、本来、日々の店舗運営を担う店長、そして定期的に現場を確認するオーナーが主体的に担うべき仕事です。ですが、毎日の業務に追われていると、少しずつ劣化した状態に慣れてしまい、「改善が必要だ」という感覚自体が薄れていくことがあります。

この状態を私たちは「景色化」と呼びます。汚れや乱れが日常風景になってしまうと、それはすでに危険信号。お客様には確実に“違和感”として伝わってしまいます。

どれだけ優れたマーケティング施策を打ったとしても、現場のQ(クオリティ)・S(サービス)・C(クレンリネス)が整っていなければ、成果にはつながりません。

お客様の第一印象は、来店した瞬間に決まります。
そしてその印象は、接客以上に「空間の清潔さ」に大きく左右されるのです。

強い現場づくりは、特別なノウハウから始まるのではありません。
まずは、足元の「当たり前」を徹底すること。そこから、成果の芽は確実に育ち始めます。