「飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる」NEXT5コンサルティングの雑賀です。

チームの中で、なかなか結果が出せていない部下がいたとき。
その状況をただ横目で見ながら、何のアクションも起こさず、第三者に不満を漏らす──そんな上司にはなってはいけません。

上司の本来の役割は、「評価者」ではありません。
部下に結果を出させることこそが、真の責任です。

「なぜ成果が出ないのか?」
「どこでつまずいているのか?」
「どんな声かけやサポートがあれば動けるのか?」

こうした視点を持ち、現状を正しく見極め、必要な指導や支援を惜しまないこと。
そして、短期的な成果に一喜一憂するのではなく、粘り強く向き合い続ける覚悟が、上司には求められます。

組織の成果は、メンバー個々の能力だけで決まるわけではありません。
上司の関わり方ひとつで、チームのパフォーマンスは大きく変わります。

部下が結果を出していないのなら、それは上司の関わり方が間違っているか、足りていないというサインかもしれません。叱る前に、責める前に、自分自身のマネジメントを見直すことが、組織を前に進める第一歩です。

「関わることをやめた瞬間に、育成は終わる。」

上司の覚悟が、チームの未来をつくるのです。