「飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる」NEXT5コンサルティングの雑賀です。

飲食店経営において、「現場の感覚」に頼るだけでは限界があります。感覚だけで経営判断をしていては、売上の増減に一喜一憂するばかりで、本質的な改善が進まなくなってしまいます。

そこで重要なのが、毎月の試算表と店舗別PL(損益計算書)の作成です

店長は、与えられた予算に対してどこまで達成できたのか、何が要因で差が生まれたのかを数字で把握しなければ、正しい改善策を考えることができません。そのためにも、予算・前年・前月と比較できる形式のPLを、毎月同じタイミング(理想は翌月10日まで)に共有することが大切です。

こうしたタイムリーな情報提供が、店長の「予算に対する意識」を着実に育てていきます。

さらに、PLが確定したタイミングで店長会議を開催し、前月の振り返りと当月の戦い方をディスカッションすることができれば、数値管理は単なる報告作業ではなく、「学びの時間」に変わります。売上・原価・人件費・販促など、各項目のバランスをどのように改善するかを、教育を交えながら議論する場にすることで、店長たちの経営視点も自然と育っていきます。

もし現在、試算表や店舗別PLを月次で作成していない場合は、経理体制や税理士との契約内容の見直しを早急に行うべきです。「数字を見せない経営」は、現場の成長を止めてしまいます。

「数値を見せる」
「数値で振り返る」
「数値から学ぶ」

このサイクルを毎月繰り返すことこそが、数字に強い店長と強い現場をつくる第一歩です。

売上は結果。利益は計画と管理の成果です。数字から目を背けない経営が、あなたのお店をもっと強くします。