「飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させる」NEXT5コンサルティングの雑賀です。
10店舗規模まで拡大した飲食チェーンで、よく見られるのが
「その時々で最適と思われるシステムを個別導入してきた結果、全体がチグハグになる」という現象です。
たとえば――
・勤怠管理はA店舗とB店舗で別のサービス
・POSレジも導入時期ごとに異なるメーカー
・受発注は店舗ごとにExcel管理
一見、それぞれの現場に合わせて柔軟に対応しているように見えて、
実は店舗間でオペレーションに差が生じ、
本部の経理・人事・SV・購買など、管理部門の負担は増すばかり。
「初期コストを抑えたつもりが、結果的に間接業務に時間と人を取られ、
気づけば“非効率な組織”になっていた」
というケースも少なくありません。
そして何よりも問題なのは、この状態では“これ以上の拡大”に耐えられないということです。
今後、20店舗・30店舗と展開を見据えるのであれば、
「全体最適」の視点でシステム統合に着手するタイミングが、まさに今。
・人事・勤怠・給与がつながったクラウド型の労務管理
・全店共通でリアルタイムに見えるPOSと売上管理
・自動で集計される受発注と在庫の一元化
こうした“共通インフラ”を整えることで、
属人的な管理を排除し、組織の成長速度にブレーキをかけない体制が整います。
システムは「店舗最適」ではなく、「全体最適」へ。
成長を止めない仕組みづくりを、今こそ始めましょう。
