​採用マーケティング

飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させるNEXT5コンサルティングの雑賀です。




最低賃金の上昇で、働くアルバイトの

勤務可能時間の減少を補うには、

アルバイトの在籍人数の確保を

換算人員を元に増やす必要があります。





アルバイトがお店を選ぶことと、

消費者、顧客がお店を選ぶ原理は

同じで、まずはお店を知ることが

スタートとなります。





新規顧客の獲得=新規採用

LTV (顧客生涯価値)、リピート率=定着率




と考え方は同じになります。





採用マーケティングを行う場合、

コンセプトやチャネルとなる媒体選定、

受付から面接までのオペレーションの

設定など行いますが、





要はインプレッションによって

どのようなお店かを識別でき、

そのお店に持つイメージとお店が持って

もらいたいイメージを一致させる活動を

行うことが必要となります。





採用であれば、この両者のイメージを

一致させる活動を

採用ブランディングといいます。





ここに、時給や複利厚生などの

要素の拡充があり、差別化となります。





カフェ業務に募集が集まりやすく、

油を使うお店や、煙のあるお店に

集まりにくいのは、ブランドイメージが

影響しています。





身だしなみ基準の緩和を行う企業が

増えてきて、アルバイトの囲い込みに

各社四苦八苦してますが、




働く人達の自由度を上げることで、

ブランドイメージを下げてしまい、

結果、本来の価値基準を下げては

意味がありません。




この場合は

清潔さ

がポイントなのかと思います。




採用活動は新規集客と同じ原理です。




どんなチャネルを待ち、

ブランドイメージをパッケージによって

表現し、働きたくなる、店に行きたくなる

マーケティング戦略を構築することと、

実利となる時給や福利厚生の要素を

ミックスさせていく。




採用活動も、新規集客施策と同じように

自社で、設計だけは手放さず行いたいですね、





あとがき

サンクコスト化した飲食店。

サンクコスト効果とは、すでに支払ったコスト(サンクコスト)を惜しみ、合理的な意思決定を妨げる心理的傾向です。


費用をかけたが効果がでない

→せっかくかけた費用だから、、

などの心理。


サンクコストにはお金のほか、時間や労力なども含まれます。サンクコスト効果に陥ると、コストを取り戻したいという心理が働き、経営的、経済的に不合理な判断をしてしまいます。


ラーメン業態の立て直し。

最初に経営者がもつサンクコスト化した

思考の解除から始める必要があります