​理念経営やるなら本心で

飲食店経営をマネジメントとマーケティングの力で加速させるNEXT5コンサルティングの雑賀です。



誰の下で働くかということは、本人の実力以上に大事なことで、人生を共にする仲間を選ぶことが就職ともいえます。




飲食店経営者のなかには、理念経営を重視し、

人を惹きつける言葉や人間性で社員を引っ張る

方もいます。




理念会議や理念研修。

どれも大切なことです。




理念は会社の成長、拡大によって

意味をなします。




成長の果実が、生活に直結するからです。



理念経営を行うことと、売上の確保拡大を

行うことは、同時に進めていきます。




人は極端な考え方に惹かれる。



しかし、常に売上不審で

机上の空論に現場の奮闘で帳尻を合わせる-。

そんな会社も見てきました。




本から借りてきたような話では、

人は惹かれない。




理念は、

借り物でない自分のことばで熱く全力で

伝えること。

理念に基づく行動をとること。




そして、理念と同じ熱量で売上獲得に

向けたアクションをとること。




売上の低迷が続くと、理念ほったらかしで

会社への不信感が出てきます。




ネズミは沈む船から最初に逃げ出します。

とても危機に敏感で忠誠心もありません。



船員は必死に沈没を防ぐ行動をとるが、

諦めて小船で脱出し、幹部は残った浮き輪で

脱出します。




船長は船と共にするか、船員を残して

逃げ出すか、

隠しておいた船に財産乗せてこっそり脱出

したりします。




なぜこっそりなのか、

幹部にも知らせなくない不都合なこと

があるから。



こんな船長には誰も従わない。




逆に

理念が浸透している会社は、

危機に対して乗り切る力があります。



日頃から社員とコミュニケーションを

とり、会社の未来を共有し、共感を得られて

るからこそ、危機も共に戦える。




理念は本心から伝えるからこそ、

人に伝わる。

偽りはすぐに見抜かれ、組織はもたない。




人生の後半で学ぶことも

変えれることも多い。




理念を掲げるなら、

仲間に本心で接していきましょう。




あとがき

カレーフェア二日目に臨店しました。

本格的なタイ料理。

経営者の食材へのこだわりや熱意。

仲間からの信頼。


変わらない理念の追求をみて、

理念経営のあるべき姿を見せて頂きました。