東北地方太平洋沖地震 | TTrocoの「日々悲喜こもごも」

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いきます。

11日午後2時46分発生した、三陸沖を震源とする国内観測史上最大の巨大地震の余震が

まだ続いています。未曾有の大惨事。目を覆いたくなるような惨状が報道されています。

被災地の皆様には慎んでお見舞いを申しあげます。


皆さん、どのような思いで一晩過ごされたことでしょう?被災地を思うとなかなか眠れません

でした。避難所で不安な夜を過ごされている方、孤立して救助をひたすら待っている方。

一刻も早く暖を取れるような安全な場所で疲れた体を横たえて休めるといいのですが。


東京周辺は揺れが激しかったものの、大きな被害はほとんどなかったようです。

昨日は授業も当然休講。運よく、横浜市内の校舎へ車で行っていたため、

電車は全線運行停止でしたが、無事に帰って来られました。港北ニュータウンをぬけて来まし

たが、信号が壊れたのか何箇所かで警官が手信号で交通整理していて、渋滞しました。


家族も親族もみな無事でしたが、新宿の高層ビル群で働く主人とのメールが通じたのが夕刻。

彼は、帰宅困難者になりましたが、時々飲み過ぎで帰宅困難になる人なので、さりとてさほど

心配もいらず、この時ばかりは慣れてることに救われました。早朝無事に帰りました。


さて、親切な友人知人から、今後気をつけるべきことの緊急メールがたくさん届いています。

原発の放射能漏れに対するものが多いのですが、混乱に乗じたチェーンメールに気をつけるように

と呼びかけてくれる人もいます。変な内容のものはなく、善意のお知らせとし、止めていますが。


「雨に注意!」とあったので、昔読んだ井伏鱒二の「黒い雨」が思い出されました。

頭のいい方は色々考えるのでしょうが、科学的知識の乏しい私はシンプルに判断していきます。

我が家は古富士火山から飛んできた火山灰が主体である関東ローム層という土の上に建っていま

す。多数の被爆者が出ていますが、枝野官房長官は「専門官の判断によると大きな健康被害は

ない」と。火山灰のように目に見えるものならばまだたちがいいのにと思ってしまいます。


茫然自失状態から我に返った時に押し寄せる、悲しみという大きな波に飲み込まれることなく、

ゆっくり歩み出せるよう、被災地の復興を切に願い祈ります。

まだまだ余震や不安な状態が続いています。皆さん、どうぞご無事にお過ごしください。