このところの旧メディアによる石破擁護報道の多さには辟易する。

Yahooニュースのラインナップなどを見ていると、この数日だけでも、例えば『内閣

支持率「急上昇」した理由』(日テレNEWS)、『「石破辞めるな」急増 自民嘆きも』(FNNプライムオンライン)、『石破おろしはトーンダウン?焦点』(テレビ朝日系

ANN)、『内閣支持率17ポイント上昇』(読売新聞オンライン)、『内閣支持率が30%台

回復 毎日調査』(毎日新聞)、『首相辞任「必要ない」57%』(共同通信)などなど、

枚挙にいとまがない。

どの記事も主旨は同じで、先の参院選の敗因は石破の責任ではなく裏金議員らにある

と考える人も多く云々とか何とか。

本日配信された時事通信の『自民敗因は「裏金」、後任も適任者不在◆なぜ石破首相

辞任不要の世論が多いのか』という記事で、旧メディア各社の調査結果がまとめられ

ていたので、数字だけ下記しておく。

 

・NHK(8/12)  :辞任不要 49%   辞めるべき 40%
・時事通信(8/14):辞任不要 39.9%   辞めるべき 36.9%
・朝日新聞(8/18):辞任不要 54%   辞めるべき 36%

・共同通信(8/24):辞任不要 57.5%   辞めるべき 40.0%
・読売新聞(8/25):辞任不要 50%   辞めるべき 42%
・毎日新聞(8/25):辞任不要 43%   辞めるべき 39%
 

オレは、読売から朝日・毎日まで、全旧メディアがスクラムを組んで同じことを報

道している時は反射的に胡散臭い、ウソだと考えるのだが(コロナワクチンの時も

安倍晋三暗殺の時もそうでしたね)、8/24の読売の記事『次の自民党総裁、高市早苗

氏24%・小泉農相21%・石破首相14%…読売世論調査』が興味深かった。

 

(以下引用)

読売新聞社が22~24日に行った全国世論調査で、次の自民党総裁にふさわしい政治

家を聞いたところ、1位は高市早苗・前経済安全保障相の24%、2位は小泉農相の

21%、3位は石破首相の14%だった。自民党の政治家10人から選んでもらった。「い

ない」は14%。
自民支持層に限ると、1位は小泉氏(31%)、2位は石破首相(23%)、3位は高市氏

(12%)だった。野党支持層では高市氏、小泉氏、石破首相の順だった。
自民党が検討している総裁選の前倒しについて、「賛成」は52%、「反対」は35%だ

った。
(引用終わり)

全体・自民支持層・野党支持層等で調査結果が異なるのだが、これがなかなか面白

い。4パターンの調査結果は下記の通り。

①全体の調査結果
1位:高市 24%
2位:小泉 21%
3位:石破 14%

②自民支持層を対象とした調査結果
1位:小泉 31%
2位:石破 23%
3位:高市 12%

③野党支持層を対象とした調査結果
1位:高市 37%
2位:小泉 14%
3位:石破 11%

④無党派を対象とした調査結果
1位:小泉 22%
2位:高市 19%
3位:石破 11%

注目すべきは②③で、②自民支持層では高市が最下位。③野党支持層では高市が1位

となっているのだ。

昨今の旧メディアの調査結果を見るに、世論調査が信頼性できるのか?という問題は

あるのだが、この調査結果を素直に読むと、「保守的な考え方の人間は、すでに自民

党を支持していない」「保守的な考え方の人間は、すでに野党支持に鞍替えした」と

いうことが読み取れる。

 

となると、今後の自民党がどういった党になるかといえば、②の調査結果の上位で

ある小泉や石破の政策を支持する層に向けた政党。つまり、益々、ド左翼・リベラル

を志向する党になるのだろう。

先の総裁選で小泉が語ったように、まずは夫婦別姓制度を導入し、石破の望むように

中国、南北朝鮮に永久に謝罪し続け、移民を積極的に受け入れる多文化共生を進める

党ということだ。

そういった状況になれば、高市早苗や青山繁晴らだけではなく、麻生太郎らの居場所

すら無い党になると思うが、今後、果たしてどうなるのか。1955年の保守合同以前の

ように、分裂すれば面白いのだが。