衆院解散について、新聞・テレビなどの旧メディアでは「大義なき解散」と批判す

る声が多い。毎度のことではあるが、やれやれと思う。

岸田のウクライナ巨額支援や、石破の選挙戦敗北後の居座り、その石破内閣に不信

任案を出さない立憲などに対しては(岸田・石破・立憲には左記以外にも、幾つも

問題点はあったがひとまず)、「大義がない」といった批判はしなかった連中が、高

市相手には「大義がない」と騒ぐ。

 

果たして本当に責められるべきは誰なのか。オレは高市を積極的には支持していな

いが、それでも毎度の旧メディアの偏向っぷりには腹が立つ。

だいたい、「大義」って何だろうな。旧メディアはどういった基準で「義」の大小を

判断しているのか。

例えば、「黄巾党に荒らされた国を平穏にして漢王室を復興する」が100タイギ(謎

の単位)として、「自公政権から自維政権に代わり国民の信を問う」は何タイギか。

20くらいか。では、「常々選挙に大敗した責任者は辞めろといっていた人間が、いざ

自分が負けると居座る」のは何タイギか。-500タイギくらいか。

そもそも、義などという計測不能なもので批判すること自体が単なる世論誘導であ

り、誤りなのだ。

 

「大義」などはどうでも良いが、それでも、なぜ高市が今のタイミングで解散を決

断したのか?には興味があった。

先週末からYoutube等で色々な解説を見た中では、数日前に高橋洋一氏が「選挙に

勝って予算の組み換えを狙っている」との指摘をしていて、この解説が一番腑に落

ちると思っていたのだが、昨日文化人放送局で配信された『決断の決め手は「革命

的予算」高市首相が通常国会冒頭解散【一般ライブ】1/14 (水) 13:00~14:00 【山口

インテリジェンスアイ】山口 敬之×佐波優子×Sarinaインテリジェンスアイ』が

抜群に面白く、興味深かった。

 

ぜひ上記の動画を見て頂きたいので細かいことは書かないが、本動画で山口敬之氏

は、今回の解散決断の背景には、米国によるベネズエラ攻撃、イランでの大規模デ

モの発生が起因していると指摘する。

大まかにまとめると、ベネズエラ・イランでの出来事から、現在の米国が、新たな

方針であるドンロー主義(西半球を米国の勢力範囲とする考え)に基づいているこ

とを述べ、ドンロー主義下で米国が台湾有事に対しどういったアクションをするか

と考えた高市が危機感を覚え、早急に大幅な予算組み替えの必要があると判断した

結果が今回の解散の背景だ、、、と論じている。

動画では山口氏がベネズエラ、イラン関連でのトランプ大統領らのアクションを時

系列で整理しながら解説していくのだが、これは面白かった。日本にとっては恐ろ

しい話も含まれているのだが。

 

世界が多極化に向けて進んでいることは、オレも理解しているが、多極化が進む中

で、アメリカが他国の動きに対して、いつまで・どの程度干渉するかについては

良く分からんと思いながら日々のニュースを見ているのだが、今回の山口氏の指摘

は、日本にとっては、オレが想像しているよりはるかに厳しい内容でちょっと考え

込んでしまう。

ただ、高市の解散理由が動画で指摘されている内容であれば(もしくは内容に近い

ものであるならば)、高市は現在の世界情勢を正しく冷徹に見ている人間ということ

になるので、その点は指摘内容が本当であることを祈りたい(というか、解散理由

が山口氏の指摘通りならば、高市はそのことを選挙前にきちんと演説してほしい

ね。内容的には100タイギどころか、1000タイギくらいある内容だろう)。