Yahooニュースで、デイリー新潮の「保守系スローガンだけではない 参政党が既存
政党の“脅威”に変貌した理由 オーガニック、格差是正で“左”にもウイングを広げ」
という記事が取り上げられていたので、表題の前にちょっとそのことを。
記事内容は、要するに、東京都議選の勢いもそのままに、参政党に勢いがあり、既存
政党が注視しているとか何とか。
都議選での躍進は保守層の受け皿になっているからで、自民党は「裏金問題で従来の
支持層を固められなかったのではとの分析が出ている」そうだ。記事はこの後、参政
党の政策についてあれこれ続くのだが、裏金問題云々のところに引っ掛かりがあり過
ぎて、まともに読む気が起らなかった。
誰がこんなバカなこと書いてるんだと確認すると、市ノ瀬雅人という記者で、元は共
同通信出身とのことで、成程と合点がいった。
旧メディアの連中は、いつまで裏金問題を引っ張るんだろうな。保守層が自民党から
逃げ出しているのは、岸田政権下のLGBT法の強行、石破政権下の異常なまでの媚中
路線、そして両政権の財務省べったりの経済運営に嫌気がさしているからなのにな。
清和会の勢力を削ぎたい宏池会と旧メディアが結託して、「裏金問題」などという本来
は政界全体の問題を、清和会だけの問題のようにすり替え、旧メディアで過剰に取り
上げ、無理矢理に争点化しようと企てただけではないか。
先の都議選でNHKが「投票の参考にするのは?」とのアンケートを実施した際、「自
民党のパーティー券収入不記載」はわずか4%で全体の7位だったのだ(※1位は38%
の「物価高騰への取り組み」)。こんな状況下で、まだ裏金だとよ。
このところ、石破政権と旧メディアがグルになってWeb上の誤情報に注意を!なんて
やってるけど、真に注意すべきなのは、まだこんなこと言ってる政権とそれを垂れ流
す旧メディアに対してだよな。
で、本題の『暗闘』(山口敬之)について。山口氏の著作を読むのは、先日の日記で
取り上げた『中国に侵略されたアメリカ』に続き2冊目。
本書は、第2次安倍政権において安倍晋三と官邸が、アメリカやロシアなどと対峙す
るためにどういったアクションをとっていたかとの内容。安倍政権が、外務省だけ
のチャンネルで進めることに懸念を持っており(控えめな表現、実態は不信感を持
っていた)、いかに多層的な交渉チャンネルを持つか。また、交渉相手について
よくよく分析の上で最善手を打つためにいかに心を砕いていたか、よく理解できる
内容となっている。
翻って、現在進行中の日米関税交渉に於いて、石破茂と担当大臣である赤沢亮正は
何をやっているのかと思うと溜息が出てしまうな。先日の7回目の訪米では、つい
にアメリカに行きながら直接面談が出来ず、出先で電話会議をするという、仕事の
出来ないサラリーマンでもやらないような無能ぶり(というか、いかにアメリカ側
に相手にされていないことは素人でも理解できる)で、石破も赤沢も、本書を読ん
で対外交渉をする心構えを今からでも学べば良いのに。
本書を読んで、改めて安倍晋三の暗殺により、日本はものすごく大きなものを失っ
たのだと感じる。今もし安倍晋三が健在ならば、こんなバカな状況に陥っていなか
ったろうに。岸田や石破のような品性下劣・能力低劣な連中に好き放題されること
もなかったろうに。
暗殺した連中の狙った日本の弱体化が、見事に実現されつつあるが、何とか食い止
めなければならんよな。このまま、やられっぱなしで日本が滅びるのは見たくない。
皆さん、参院選は自公立維を少しでも減らすよう頑張りましょう。