Yahooニュースで取り上げられていた青森放送の記事が気持ち悪かったので、その

ことを書いておく。記事名は長く、『「憎しみ」が投票行動に…SNS世代より“働き盛

り世代”が注意!?どれが正しい情報か出所を確かめ見極めを!』。

 

内容は、青森の参院選でも各候補がSNSで様々な発信をしており、手軽に情報入手

が出来るが(以下カッコ内引用)「去年の都知事選や兵庫県知事選のように、誤った

情報や極端な主張が、選挙に強い影響をおよぼすケースも増えて」(引用終わり)い

るので注意が必要云々。

で、この手の記事にありがちな識者のコメントとして伊藤昌亮(成蹊大学 文学部長

とのこと)が、人が投票所に足を運ぶモチベーションは親しみだけではなく、憎し

みもモチベーションになること。SNSはそういった憎しみの感情を動かしやすいツ

ールであり、SNS世代の若者より30~50歳代のオッサンの方が引っ掛かりやすいこ

とを指摘し、最後は総務大臣である村上誠一郎の「SNS上の情報にはさまざまなも

のがあり正確性を的確に判断することが重要だ。SNSの発信、拡散に当たっては真

偽をよく確かめる必要がある」との談話で記事を締める(文字起こし記事の他、ニ

ュース動画もあり)。


何というか、ツッコミ所の多い記事で、引っ掛かりは3点ある。

まず、旧メディアの連中は、未だに兵庫県知事選での報道について、旧メディア=

正しい情報発信、SNS=誤情報と主張し続けていること。2つ目はSNSが憎しみの感

情を動かしやすく、若者に比べて30~50歳代が引っ掛かりやすいとの指摘。そして

3つ目が、記事の最後に村上誠一郎を出して「総務大臣も注意喚起する大事な話です

よ」と締めているところだ。

 

この記事には、旧メディアが兵庫県知事選の際、自殺した職員の公用PCの中身を知

りながら報道せず、世論を一方向に誘導しようとしたことに関する言及は無い。

2つ目は、単純にバックデータが無かったので、ホンマかよ?という点。一応、Web

で少し調べたが、フェイクニュースに対する世代別(10代~60代)の反応を調べた

ところ、最も騙されたのが60代、2位が50代で、最も騙されなかったのは40代との

記事はあったが(国際大学グローバル・コミュニケーション・センターによる調査)、

本ニュースの指摘するようなデータは見つけられなかった。

3点目は、かつて自民党に所属しながらスパイ防止法に反対し、安倍晋三を国賊呼ば

わりし、現政権でSNS上の表現の自由を規制しようとしている、「オマエが真の国賊

やろ」としか言い様の無い村上の談話を、念押しに使うセンスに何だかなあと思う。

だが、これが旧メディアの連中の標準的な考え方なのだろう。

 

選挙中は特に「不偏不党の報道」とのスローガンが挙がるものの、旧メディアは相

変わらず偏った報道を続けている。SNS上の情報は、旧メディアの偏りに対するカ

ウンターとして発信されており、SNS上に憎しみの原因を振りまいているのは、旧

メディアとお仲間のド左翼・クソリベラル共じゃねえのかな。

やはり参院選は、旧メディアに叩かれている政党を応援するしかないよな、と改めて

思ったね。