初めての婦人科 | 子宮内膜症と向き合う~不妊治療~

子宮内膜症と向き合う~不妊治療~

子宮内膜症の治療、不妊治療、妊娠、出産に至るまでを綴っていきます。
(子宮内膜症、腸管内膜症、子宮内ポリープ、子宮頚癌)
同じ経験をしている方と少しでも共感出来ればと思ってます!

高校卒業してからは親元を離れ、専門学校に通うため一人暮らしを始めました。


この頃になると市販の薬(この時服用してたのはイブ)はほとんど効いていないようなもの。4時間置きに飲んでいました。回数も3回以上は飲んでいたと思います。(*注:1日3回までで、本当は4時間以上あけなければいけません。)


特に月経1日~3日目は痛みが強い。


痛くなってから飲んでも全く効かず、学校は遅刻や早退、休みは当たり前になってました。


無理したことで1度学校で倒れたこともありました。


そんな私を心配した母親が、婦人科へ連れて行ってくれました。


この時が初めての婦人科受診で、まだ私は19歳。


婦人科って良いイメージがなく、特に内診されることが嫌で仕方なかったのを覚えてます。


初めての婦人科受診なら、誰しもがそう思うのではないでしょうか?


多分これがみんな病院へ行くのを渋るところなのかな…。


ましてや男性医師に内診されるなんて絶対嫌だと思い、自分で調べて女医がいる病院へ行きました。

女の先生は年配で、最初の印象は優しそうな先生。


初めての内診。内診台での姿勢は本当に苦痛でしたね。


そんな苦痛の後に診察で、衝撃を受けました。


先生『月経痛が酷いと言ってましたね。子宮内膜症ですね。』


私『えっ?』“子宮内膜症ってなに?”


先生 “子宮内膜症についてざっくり説明を始める


先生『早く子供を生みなさい。そうすれば内膜症も良くなるからね!』


私“はっ?”


こんな感じの会話だったと思います。


まず、私は月経痛以外は本当に健康そのもので、風邪を引いたことなんてほとんどなく、病院に掛かることもありませんでした。


だから自分が病気だったことが凄くショックでした。


そして『早く子供を産みなさい。』この言葉を言われてとても傷ついたのを覚えてます。


19歳の私にとって、子供を産むなんて遠い未来の話。まだ学校だって卒業してないし、資格を取って働くのがその時の目標でした。


私学生なのに!結婚の予定もなし!子供を産む?そんなのまだまだ考えれない!(…こんな気持ちだったと思います。)


考えれば考えるだけ、先生が軽々しく言った言葉が許せませんでした。


一緒に行った母親もあたしが子宮内膜症と言われ動揺しており、、先生の発言にも不信感を抱いていました。


私は母親に、ここの病院には通いたくないと伝えました。