生きるも地獄 死ぬも地獄 | お絵描き 銀座島メロディ

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同じ地獄なら
踊らにゃそんそん。
こんばんは孫正義です。
ハゲてます。

というわけで
今日はアリジゴク釣りに
九十九里浜へやって参りました。

フローリングの床で
滑って困惑している
アホのアリジゴクです。

実はアリジゴク、
餌はアジを針につけ
海に放れば釣れるのです。
釣り堀なみの釣果です。

なんか釣り堀って
メチャクチャ釣れそうだけど
そんなに釣れないよね。

まーどっちかというと
ツレナイだけども。

でアリジゴク。
この大きなアゴで
ガシーン!って魚を挟んで
体液をチューチュー。
そんでポイ。

凶暴でしょー。
だからアリジゴクなの。

餌がアジだから
ホントはアジジゴクだったけど
言いにくくて言い間違えて
アリジゴクって言ったら
それが本採用って話。

餌がアロワナだったら
アロワナジゴクだったのかね。

なんにしろ捕食される方からは
単なる地獄でしかないわね。

でもってサイズは大人の拳ぐらいの
なかなか大きなサイズ。
フローリングの板1枚ぐらいのが
見た感じにもわかりやすいかな。

カブトムシの幼虫と張るサイズ。
だから男子にも人気だよねー。
小学生は大喜び。

だから
ボクも
近所の障害者の学校に持ってくため
朝もはよから九十九里浜へ。

ホントかウソかは
秘密です。

他には墓石にヘバリ付いていたり
その辺をトロトロ歩いてたり。

とにかくこれ
カゲロウの赤ちゃんだから、
あちこちにいるわけ。

カゲロウって
大人になったら何にも食べないの。
だってお口がないから。
ウンコ1回して終わり。

そして日陰で1週間。
あとはエッチして死ぬだけ。

なんか人生って
切ないような
そうでもないような。

カゲロウの揺らめく飛翔を
頭に浮かべると
そんな気持ちに右左。

セミなんかも
1週間しか生きなくて
なんか人生って切ないような
と思ってたんだけど。

あのセミの野郎、
たしかに大人になったら
わずかな期間
とてつもなく大声で叫び
エッチをしたら死んでく、
これはたしかにそうで
まー刹那な生きざまっぽい。

ところがどっこい
どっこいさむ。

あのセミの野郎、
赤ちゃんのときは
地中で大冒険って思ってたの。

なんかミミズ食べたり
モグラに追われたり
とにかくアドベンチャーな
必死で生きてるのかって。

そしたらさー
なんのことない
生まれたとこの木の
根っこにしがみついて
ずっと木の汁を吸ってんだって。

もーね、
ホントねー、
引きこもりのニートよ。

ずーっと
木の根っこの汁、
チューチューやってんだって。

そんで大人になったら
その木にしがみついて
ギャーギャー叫んでさー。
あっという間に死んでくのね。

なんかさー
それはそれで
人生って切ないような
まーなんだかなーだよね。

この話も
ウソかホントかは
秘密だけどね。

なんせ銀座島だから、
話すことの99%は
単なる思いつきのウソだから。

ばいばーい!