ほ、ほ、ほたるこい | お絵描き 銀座島メロディ

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お絵描きとお歌が好きな銀座島の日常

 

 
ほ、ほ、
ほーたるたるたるこい
ちのみーずは
にーがいがいがい
ぞっちのみーずは
ずはずはあーまい
というわけで
ここんとこ昆虫大特集。
 
昨日のアリジゴクの回は
ほ、ほ、
ほぼほぼ嘘っぱちで
カゲロウとウスバカゲロウとの
違いからまずは勉強すれば
何がホントかはちゃんとわかります。
 
しかしホタル。
可愛いよね。
 
黒いボディにピンクの頭。
これだけでももう可愛い。
しかも少しセクシー。
 
しかもお尻が
というか正確には
お股なんだろけど。
 
優しく点滅するっていう
なんと申しますか、
可愛いがためだけに生まれた、
そんな、ほ、ほ、ほたるこい。
 
手に持っちゃうと
独特のプラスチックのような
というか薬品めいたというか
なんかヘンテコな臭いがする。
 
でもなぜか
それほど嫌じゃないのは
単にホタルが可愛いから。
 
幼虫は
テントウ虫の幼虫にそっくりで
ハッキリ言うと気持ち悪い。
 
グロい。
ナマコみたい。
 
しかも川に住む巻き貝に襲いかかる
完全肉食の凶暴なやつら。
 
それが大人になると
こんなに可愛いホタルちゃん。
 
お尻が光るなんて
もうどうしようもなく可愛い。
 
このホタルは
うちで養殖してるやつで
苔を敷き詰めたベッドと
溜まりの田んぼを再現した
浅い水槽から生まれてくるのだ。
 
もとはヘイケボタルで
小さくてチカチカ早め。
 
でもさー
蛍の光って言うじゃん?
蛍光だよね。
蛍光灯だよね。
 
蛍光灯がチカチカしちゃうと
それって心霊現象か
普通に寿命だわね。
 
なんか言いかた違うよなー。
蛍光灯は蛍の光ではないよなー。
 
ホタルの光って
緑な黄色だし
全然違うよねー。
 
昔は育てるまでもなく
うちの近所の川にいたからさー。
 
そんとき英語習ってた
アメリカ人女性の
デイナ、
デイナ・ガーナーに
ホタルを見せに
うちの近所の川に連れてったの。
 
九州はさー
車がないと生活できないから
そんときはちゃんと愛車もあって。
 
ゴキブリみたいな
フェアレディZに乗ってたの。
 
そんなね
カッコイイ大きめクーペで
ドライブでね
ホタルを見にっちね、
そんなんデートやん!
 
そんなんホタルのあとはホテルやん!
完全にラブホテルやん!
夜はポンポン高提灯!
そのあとベッドでポコチンチン!
 
天竺あがりしーたれーば
つんばくろーにさらわれべ!
 
まさに!
エクスタシーで天にも昇ると
若い燕に拐われちゃうぞ!と!
 
昔の人は
ちゃんと教えを童歌に
折り込み折り込み。
 
だけんちょっと怖いんよね。
ほたるこい。
 
まーデイナは旦那さんいるし、
若くて巨乳の美人だけど、
ボクは包茎でポコチン小さいし
手は出さないわよ。
 
川っぺりは
ずっと真っ暗で
しかも山の中なところで。
 
カエルの鳴き声が
ゲコゲコずっと響いてるのよ。
 
そのカエルの鳴き声、
デイナはね
エアコンの室外機が
壊れてガラガラいってる音みたい
そんな風にいうのよ。
 
たしかに外国人は
虫の鳴き声なんか
雑音にしか聴こえないって
よく言うわけで。
 
まーなんたるロマンなしかなって。
まー相手がボクならば
いたしかたなしかなって。
 
でその
ゲコゲコガラガラいう中
ドンドン真っ暗な方へ。
 
ボクは暗いの怖いから
ほらオバケとか出そうでしょ?
 
デイナも暗いの怖いらしくて。
でもオバケじゃなくて
銃を持った強盗が出ないか?って。
 
街灯もない超ド田舎の
人けもない真っ暗な道なのに
誰が待ち伏せするんだってね。
でもデイナはそれが怖いって言うのよ。
 
それは手を繋ぐタイミング
だったのかなー。
それともオッパイ揉むタイミング
だったのかなー。
 
まーでもね
ホタルを見ればね
ほ、ほ、
ほーたるこい、
なわけですから。
 
うん!
帰り道のラブホテルは満杯!
 
夜中も草葉のつゆのかげ!
ベッドでポンポン高提灯!
 
車じゃ無理なんだわー
フェアレディZって狭めなの。
 
ばいばーい!