数年前に、ある番組で「レジリエンス(逆境力)」という考えを知ったので、それについて書こうと思います。

 

変化の激しい時代、成功ばかりが求められる時代において、「レジリエンス」が大切だと紹介されていました。

「レジリエンス」とは日本語で、「逆境力」らしいです。

 

「同じ経験をしながらも、人によってその後の人生が大きく違うのは何故か?」と紹介されていました。

 

確かに、僕が入院していた当時を振り返ると、事故や病気で不自由な身体になってしまい、そのことを悲観したり、悔やんでいる方が多かった気がします。

 

厳しい状況でも、ネガティブな面だけでなく、ポジティブな面を見い出すことができる人が逆境を越えることができる、と紹介されていました。

 

 

 

 

この顎の手術を受けた直後は、本当に本当に極限の苦しさを経験したんで、ただ「呼吸ができる」ことが有り難いんだなぁ〜と痛感しました。

この時の苦しかったのをどう表現したら伝わるんだろう。

「百聞は一見に如かず」ということでこの写真でしょうか。

 

「百読は一見に如かず」か?

 

 

【逆境を乗り越えるには】

①様々な状況に一喜一憂しないこと

②自分のことを過小評価しないこと

③少しずつでも自分は成長していると実感できること

楽観性

 

自分が置かれた状況に対し、前向きにしなやかにこなしていくことが大切、とのことでした。

 

「レジリエンス」という言葉の意味を知って、「あれ?オレ、持ってるかも」と思いましたね😆笑

 

自分にはどうしても変えられないことをいくら悩んでても仕方ないし、あきらめることも大切だと思います。

「あきらめる」ってネガティブな言葉ですが、僕がネットで知ったのは、「諦める」という漢字の他に、「明きらめる」っていう仏教用語があるらしいです👍

 

これは、自分にできること、できないことを「わりきる」っていうことですかね!

 

レジリエンスには、「思考の柔軟性が大切」とも紹介されていました。

 

僕がなんとなく心がけている言葉を書道作品にしました。

それは

👇

 
「なる」というひらがなには「成る、慣る」という漢字がはまります。
「慣る」という言葉は大学の図書館でぶ厚い広辞苑で調べました。
 
人が成長する(成る)スピードと、それを間近で見ている人(多くは親)がそれに「慣(れ)る」のは、同じスピードなのだろうと思います。