2024年5月15日(水)、「簗川ダム」を見学した後は比較的近くにある「綱取ダム」へ。

天端部分は一般車両が通れる県道36号。

 

 

左側の公園からパチリ・・・非常用洪水吐は自由越流方式。

 

 

天端を通り、対岸側の「綱取ダム展望台」へ・・・ここに至るまでの道路は非常に悪路。

東屋があり、その先からの眺めはいい!

 

 

ダムも見えます。

 

 

戻って「綱取ダム管理事務所」・・・PR館的な役目はしてなさそう。

 

 

天端へ。

 

 

右側のちょっとした公園エリアからパチリ。

 

 

ダム湖には「綱取大橋」が架かっている。

ダム湖名は不明。

 

 

常用洪水吐用ゲートの操作室と減勢工(減勢池と副ダム)

 

 

利水吐から勢いよく放流されてます。

 

 

ちっちゃい建物が「綱取ダム発電所」・・・事業用ではなく管理用水力発電設備で、いわゆる自家発電所?

その建物の先にはなにやら公園っぽい施設。

 

 

綱取大橋からダム湖側をパチリ。

 

 

予備ゲート・・・常用洪水吐の主ゲートや放流菅の点検などの時に止水するためのローラーゲート。

 

 

取水ゲート・・・かんがい用水や発電用水を取水。

 

 

で、下流側から発電所へ。

 

 

「二ッ森公園」があり、プチ東屋やベンチが設置されている・・・秘密の場所って感じ。

 

 

もちろん、発電所は立入禁止。

 

 

岩手県のHPから発電所に設置されている「クロスフロー水車発電機」

 

 

ダム緒元 

 河川名:北上川水系中津川

 型 式:重力式コンクリートダム

 堤 高:59.0m

 堤頂長:247.0m

 堤体積:201,000㎥

 目 的:FNW(洪水調節・農業用水他・上水道) 

 非常用洪水吐:自由越流 幅18.0m×高さ2.5m 8門

 常用洪水吐(コンジットゲート):

           高圧ラジアルゲート 幅2.6m×高さ3.1m 1門 

 利水吐:ホロージェットバルブ 口径600mm 1門、口径250mm 1門

 取水ゲート:シリンダゲート 1門

 予備ゲート:高圧ローラーゲート 1門

 着工/竣工 1974/1982

 

 

発電所データ 

   年月運用開始

 水力発電方式
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):ダム式
発電方式(水の利用方法):貯水池式
 出力
最大出力: 200kW  
常時出力:    kW

 水量

   最大使用水量:   ㎥/秒

 落差
有効落差:28.75m
 設備
水車:クロスフロー型×1  
    出 力    200kW  
    回転数      rpm
発電機:三相同期発電機×1台
     出力    225kVA×1台
     電圧   6,600V
     電流        A