洗濯途中で止まってしまう洗濯機は電解コンデンサ交換で復活したが、今度は電源「入」スイッチを押しても電源が入らないという不具合が発生。
 
発生頻度が時々で、不具合が発生したときは操作部をたたくと正常になるという具合。
イメージ 1
 
 
 
不具合現象をまとめると
1.電源「入」スイッチを押しても電源入らずで、操作部を叩くと電源が入る。
2.電源「入」スイッチを押して電源入らずで放置していると、いつの間にか勝手に電源ONになっていることがある。
3.一旦電源ONになれば、操作部を叩いたりしても電源OFFにはならない。
 
これらの現象から怪しいと思ったのが、メインリレー。
電源「入」スイッチONでメインリレーがONするはずなのだが、何らかの理由でONしないのではないか?
例えば、リレーの駆動電圧が低いとか、接点不良とか、機械的にON出来ないとか。
なので、叩いたりするとONするということだと推定される。
 
 
操作部を分解するとメインリレーが現れる。
イメージ 2
 
 
 
ハンダ面(部品面もだけど)はシリコンゴムで充填されている。
イメージ 3
 
 
 
ハンダ面のシリコンゴムを精密ドライバーのマイナスでホジホジして除去。
メインリレーの駆動電圧を測定すると、11.21V。
リレーの駆動定格電圧は12Vなのでちょっと低いが許容範囲だと思う。
イメージ 4
 
 
 
部品面側のシリコンゴムも除去してメインリレーを取り外し。
リレーカバーが外せるなら、外してチェックと思ったのだが、密閉タイプなので諦め。
イメージ 5
 
 
 
代わりにリレーカバーにドリルで穴を開けて、接点洗浄剤を注入。(リレーカバーに穴を開けるときはリレー内部に削りカスが入らないようリレーを上にして、なおかつユックリ)
潤滑剤的作用もあるので、リレーの機械的な不具合にも効果があるかも。
開けた穴はスコッチテープで塞ぐ。
イメージ 6
 
 
 
組み立てて、洗濯を行ったが正常に終了。
時々出る不具合なので、完治したか不明だが、今後もでるようなら、ネットで見つけたリレーに交換予定。
イメージ 7