病気の治療には「標準治療」と呼ばれる治療法があります。
「市販の薬のように効くんだか、効かないんだか分からない治療じゃないの?」
「もっと、ちゃんと治療してくれよ」
なーんて声を聞いたことがありますが、「標準治療」は科学的根拠に基づいた
ベストな治療法のことを言います。
新しい治療法や薬が「標準治療」に認められるまでには、様々な検証が必要で、
安全性や効果が認められるまでには、とても長い時間がかかります。
「標準治療」に認められるまでの検証のことを「臨床試験」と呼んでいます。
「最新の治療を受けられるなんてラッキー!!」と思うことなかれ。
安全性が完全に確認されているわけではないので、思わぬ副作用があったり、
ほとんど効果がないこともあるので、「臨床試験」への参加表明には
慎重な判断が必要です。
現在行われている「臨床試験」を検査するサイトがあるので、ご興味が
ある方は、覗いてみてください。
http://ganjoho.jp/public/dia_tre/clinical_trial_new/index.html
実は、私も肺がんの切り取る範囲の「臨床試験」に参加しています。
今の肺がんの「標準治療」は、どんなに小さながんであっても、がんがある肺葉
をすべて切除することになっています。主治医の先生は、ずーっと長い間
変わっていない治療法だと言っていました。
もし、肺を切る範囲を小さくできれば...
呼吸機能の低下が少なくて済む、でも、その分がん細胞が取り切れなくて再発の
リスクが高くなる...
こんなメリットとデメリットの間で心が揺れ動きました。
結局はメリットを取って「臨床試験」に参加したのですが、「臨床試験」では、
参加した患者さんの中で、「従来通りの手術をする人」と「新しい手術をする人」
の2チームに振り分けられます。手術室に入って、麻酔をかけられた後で、
主治医の先生が事務局に電話をして、その患者さんがどちらの手術を受けるかを
判断されるのですが、「事務局がサイコロで決めているらしい」なんて冗談を
聞いたことがあります。
私の場合は、残念ながら「従来通りの手術をする人」に振り分けられてしまいました。
オーマイゴット!!
悩んだ時間を返してくれー!
と言うことで、昔ながらの手術を受けた人として「臨床試験」に参加中です。
これまで3年間、「闘病経験を語る会」と言う名称で患者さんが思いを語る会を
開催してきました。
患者さん同士がつながる場を提供することが目的で立ち上げた会でしたが、
回を重ねるごとに、患者さんだけでなく、患者さんを応援するご家族、
患者さんと関わっている方にも「闘病」に対する思いがあり、それが実は共通なモノ、
共感できるモノだと気が付きました。
その思いを共有し、共に涙し、共に笑う。
そして、笑顔になれる企画を会の中に盛り込むことで、より「健康」になる。
そんな会が「闘病経験を語る会」でした。
3年の活動を通して、会の形がクリアになってきたので、会の内容が伝わりやすい
名称に変更することを決意しました。
新しい名称は、
「健康大陸の会」
会の名称にある「健康」とは、
「病気にならないことはもちろん、病気になっても自分らしく生きること、
仲間に支えられて一緒につくるもの」
今の世の中では、病気を宣告された瞬間から、健康な人から「患者」と呼ばれ、
病気の治療が終わった後も「元患者」と呼ばれます。
がん患者さんの場合は、「がんサバイバー」と呼ばれますが、自分らしくカッコよく
生きている人は、体の状態に関係なく、もう「患者」ではなく「健康」です。
私も2度のがんを経験させてもらいましたが、もちろん「健康」です。
患者さんだけではなく、誰もが参加ができ、本当の意味の「健康」になるための場、
それが「健康大陸の会」です。
次回は、7/6(日)に都内でイベントを開催いたします。
皆さまとお会いできることを楽しみにしております。
前回は、プロのカメラマンさんに素敵な写真を撮って頂きました。

開催してきました。
患者さん同士がつながる場を提供することが目的で立ち上げた会でしたが、
回を重ねるごとに、患者さんだけでなく、患者さんを応援するご家族、
患者さんと関わっている方にも「闘病」に対する思いがあり、それが実は共通なモノ、
共感できるモノだと気が付きました。
その思いを共有し、共に涙し、共に笑う。
そして、笑顔になれる企画を会の中に盛り込むことで、より「健康」になる。
そんな会が「闘病経験を語る会」でした。
3年の活動を通して、会の形がクリアになってきたので、会の内容が伝わりやすい
名称に変更することを決意しました。
新しい名称は、
「健康大陸の会」
会の名称にある「健康」とは、
「病気にならないことはもちろん、病気になっても自分らしく生きること、
仲間に支えられて一緒につくるもの」
今の世の中では、病気を宣告された瞬間から、健康な人から「患者」と呼ばれ、
病気の治療が終わった後も「元患者」と呼ばれます。
がん患者さんの場合は、「がんサバイバー」と呼ばれますが、自分らしくカッコよく
生きている人は、体の状態に関係なく、もう「患者」ではなく「健康」です。
私も2度のがんを経験させてもらいましたが、もちろん「健康」です。
患者さんだけではなく、誰もが参加ができ、本当の意味の「健康」になるための場、
それが「健康大陸の会」です。
次回は、7/6(日)に都内でイベントを開催いたします。
皆さまとお会いできることを楽しみにしております。
前回は、プロのカメラマンさんに素敵な写真を撮って頂きました。

先日受けたPET-CT検査は、10万円ぐらいを払うとがん検診でも受診できる
検査なので、簡単なモノかなと思っていましたが、予想以上に大変な検査でした。
検査の予約表を見ると、撮影時間「2時間」と書いてあります。
最初に「あれっ!?」と思います。
病院に行くと、まずは問診と検査の説明を受けます。
その中で説明される注意事項はこんな感じ、
「この後、管理棟に移動してもらいます」
「まずは、放射線同位元素を含むお薬を注射します」
「薬が全身にいきわたるまで、検査の前に1時間リラックスしてください」
「その間、スタッフも距離を置いて対応させて頂きます」
「撮影の後は、放射線レベルが下がるまで、40分リラックスしてください」
「今日は10歳以下のお子さんとのスキンシップは控えてください」
CT撮影の延長だと思っていたので、頭の中は「???」でいっぱい。
この時点で、予想以上に大変な検査だと気が付きました。
説明の中で特に気になったのは、「スタッフが距離を置いて接する」と言う所。
「まさかっ!? マジックハンドで注射?」
そんなくだらないシーンを想像しながら、管理棟に移動しました。
管理棟に入ると、血糖値の検査の後、さっそく薬を注射されます。
何が来るのかとドキドキしていると、普段通りに針が出てきてチクッ。
薬を入れる前に、生理食塩水を入れて針が血管に入っているかの
チェックをしたり、いつもの検査とは違うドキドキ感が高まります。
「それじゃ、薬を入れます」
の声と同時に、看護師さんが茶色かかったガラスの後ろにササッと移動。
このガラスは、もしかして被ばくを防ぐための鉛ガラス??
どうやら、これが離れて接することだったようです。
なーんだ。
検査のためのとはいえ、自分が放射線を発する対象になって、周りの人から
距離を置かれるのは、あまり気持ちが良いモノではないですね。
続きは、また次回!!
検査なので、簡単なモノかなと思っていましたが、予想以上に大変な検査でした。
検査の予約表を見ると、撮影時間「2時間」と書いてあります。
最初に「あれっ!?」と思います。
病院に行くと、まずは問診と検査の説明を受けます。
その中で説明される注意事項はこんな感じ、
「この後、管理棟に移動してもらいます」
「まずは、放射線同位元素を含むお薬を注射します」
「薬が全身にいきわたるまで、検査の前に1時間リラックスしてください」
「その間、スタッフも距離を置いて対応させて頂きます」
「撮影の後は、放射線レベルが下がるまで、40分リラックスしてください」
「今日は10歳以下のお子さんとのスキンシップは控えてください」
CT撮影の延長だと思っていたので、頭の中は「???」でいっぱい。
この時点で、予想以上に大変な検査だと気が付きました。
説明の中で特に気になったのは、「スタッフが距離を置いて接する」と言う所。
「まさかっ!? マジックハンドで注射?」
そんなくだらないシーンを想像しながら、管理棟に移動しました。
管理棟に入ると、血糖値の検査の後、さっそく薬を注射されます。
何が来るのかとドキドキしていると、普段通りに針が出てきてチクッ。
薬を入れる前に、生理食塩水を入れて針が血管に入っているかの
チェックをしたり、いつもの検査とは違うドキドキ感が高まります。
「それじゃ、薬を入れます」
の声と同時に、看護師さんが茶色かかったガラスの後ろにササッと移動。
このガラスは、もしかして被ばくを防ぐための鉛ガラス??
どうやら、これが離れて接することだったようです。
なーんだ。
検査のためのとはいえ、自分が放射線を発する対象になって、周りの人から
距離を置かれるのは、あまり気持ちが良いモノではないですね。
続きは、また次回!!
良く相談をされる中に、
「患者さんと接するときに、どのように接したら良いのか分からない」
患者さんの心の状態が分からない上に、患者さん自身が本音を話してくれない
、励ましたいけど、励ませない、これが現実です。
嫌な思いをさせたら...
気付つけたら...
最近、新しい病気の可能性を指摘されたので、このことについて改めて
考えてみました。
私は病気のことを広く公言しているので、皆さんが色々な形で言葉を
かけてくれます。嬉しいことも、少し嫌なことも。
私のことを心配してくれているのは分かっているので、「腹が立つ」
と言うより、「心に引っかかる」ような感じです。
実際には、
・そんな生活をしてるから、2回もがんになったんだよ
・これさえやればがんは消えるよ
・そんな手術しない方が良いよ
などなど
言われた相手だったり、状況もありますが 、私の場合は、「決めつけられる」
と「あなたに何が分かるんだ」と言いたくなってしまうようです。
嬉しかった言葉もたくさんあったので、またブログで紹介します。
「患者さんと接するときに、どのように接したら良いのか分からない」
患者さんの心の状態が分からない上に、患者さん自身が本音を話してくれない
、励ましたいけど、励ませない、これが現実です。
嫌な思いをさせたら...
気付つけたら...
最近、新しい病気の可能性を指摘されたので、このことについて改めて
考えてみました。
私は病気のことを広く公言しているので、皆さんが色々な形で言葉を
かけてくれます。嬉しいことも、少し嫌なことも。
私のことを心配してくれているのは分かっているので、「腹が立つ」
と言うより、「心に引っかかる」ような感じです。
実際には、
・そんな生活をしてるから、2回もがんになったんだよ
・これさえやればがんは消えるよ
・そんな手術しない方が良いよ
などなど
言われた相手だったり、状況もありますが 、私の場合は、「決めつけられる」
と「あなたに何が分かるんだ」と言いたくなってしまうようです。
嬉しかった言葉もたくさんあったので、またブログで紹介します。
